■ 4月

1日(土)

春ですな〜

配達先は桜の名所なのだ。タマちゃんも泳いでいた川沿いだ。仕事中に写真撮って来た。八分咲きってとこかな。

3月ケツ〜4月アタマは郵便が多くて大変なんだけど、なんとなく気持ち良く仕事が出来る、イイ時期だねぇ。

さていよいよペプシで当たった宇宙旅行が近付いてまいりました。宇宙から地球を見るのに先立って、ブッダゆかりの地、ネパールからインド辺りを訪れようという事になったのだ。ついでにゼロ戦のパイロット達が散って行ったラバウルにも行こうかと。それからドイツにワールドカップを観に行くのも決まっているし。こうなるとなかなかそんだけ仕事も休めないので、この際郵便屋を辞める事にしました。まぁ年末の宝くじで3億円当たったことだし、どうにかなると思うので皆さん心配しないでね。とりあえずタイに家でも買いに行こうかなぁ、と思ってます。




2日(日)

プチクラス会開催

高校のクラスメイトのイタに子供が生まれ、単身赴任先の大阪から帰ってくるのに合わせて急遽集える人間で飲んだ。20年ぶりぐらいに会ったスナフは、元々髪の毛が茶色いので「ムーミン」に出てくる「スナフキン」の様だということで「スナフ」ですが分かんない人にはちっとも分かんないだろうけどオレ知らん。調べろ。←(高飛車でスマン)
お祝いは「パンパース」

オレに子供が生まれたのはもう15年以上前の話で、「哺乳ビンの殺菌を電子レンジでする」とか、抱っこヒモならぬ「カンガルーナントカ」って袋があるんだって?なんかもう時代が違う感じで、「へ〜」っつってトリビア状態だったよ。

40過ぎて赤ん坊を育てるなんて、考えただけで疲れる。すっかりパワーが落ちてるもんな。大変だろうなぁと同情する。若い頃の我が家はえれぇビンボーだったが、今にして思えば子供を早く生んで良かったなぁと改めて思ったよ。まぁしかしとにかくオレは早く孫が欲しいなぁ〜!



3日(月)

「ガメラ対大魔獣ジャイガー」

Yahoo!ムービーでガメラ40周年記念「今だけタダだよ期間」だそうで観てみた。何を隠そうオレが生まれて初めて観た映画がコレだ。なんと大阪万博の会場で戦う話だが、そんなこたちっとも覚えてなかったなぁ。少年達がガメラの中に入ってゆくシーンだけ覚えているが、今から思えばコレは「ミクロの決死圏」のパクリじゃなかろうか。

ストーリー等全くの子供向けで、ゴジラ以上につまらない。もう本当につまらない。万博のシーンもおざなりで、会場にはソ連館と太陽の塔しか無いもんな。「初めて観た映画」で、しかも「万博」と来れば評価も高いはずだが、もうどうしようもなくダメダメでショボショボのヘボヘボ。ここまで観るに耐えない映画もなかなか無い。これほど酷いのはある意味スゴイかもしれん。「あぁ、オレの映画人生はこんなモノから始まってたのだねぇ…」という奇妙な感慨もあった。
万博ファンは必ずガッカリするだろうなぁ



6日(木)

オトナは嘘つきだ

成の属する吹奏楽部で、エイプリルフールのオレの文章を真に受けた奴が2人も居たそうだ。なんて純真なんだろう。イイかね、チミ達。オトナってーのは根本が嘘つきだ。エイプリルフールともなれば一日中概ね嘘しか喋らないものなのだ。まぁそういうことを学ぶ良い機会にはなったろうな。君達はそういうオトナになってはイカンぞ。嘘の上に嘘を塗り重ねる、こんな悲しみの連鎖は君達が止めてくれッ!



8日(土)

ビール飲んでて良かったヨ!

キリンビールのプレゼントキャンペーンで「勝ちT」が当たったのだ。ワールドカップ予選を戦った選手たちの顔写真入りTシャツだ。今年になって成がCD当てたし、なかなか我が家の機運がイイのではないかね。まぁこれもオレがビールをたらふく飲んでいたからこそなわけで、これからも頑張って飲みます。イヤイヤでも飲みます。

今度の土曜に夫婦でマリノス戦を観るんだが、応援用に妻がマリノスのユニフォームを買ってきた。オレのはマリノスのも日本代表のも久保だ。頑張って欲しいなぁ久保。ワールドカップに向けサッカー熱が徐々にヒートアップして参りました!

「Mr.BOO!ギャンブル大将」

以前借りたの同様これも広川太一郎が声をやったものだ。相変わらずダジャレ満載で、「君はマネーを渡さないつもりカネー」とか言っててウケたが、なおつまらないのは元々の映画自体がつまらないんだと思うし、この「ブー的」な雰囲気にも慣れてしまって飽きたってのもある気がする。香港でホイ兄弟の手形を見た事で少し感慨はあった。しかしなぁ…広川サンの力をもってしても星ひとつがイイところかなぁ。他にもいくつか「Mr.BOOシリーズ」の予約をしてたんだけど、これを観てキャンセルした。



9日(日)

20年振りのツーリング

元放送部のハヤシザキくん、アソくんと一緒にツーリングをした。彼らと走るのは20年振りぐらいだし、オレ自身ずっとソロだったので新鮮だ。今日は御殿場まで高速で行き、長尾峠に行ってから、ぐるっと富士山の周りを反時計回りに走って御殿場に戻るというコース。天気が良くて気持ち良かった。だが、オトナになった彼らは揃ってデカイバイク(1000ccとナナハン)に乗っており、オレは初めて自分のバイク(250)の非力さを悟ったよ。

日曜にツーリングなんてオレは絶対やらないんだけど、サラリーマンの彼らに合わせたんでな。道路には日曜しか走れないライダー達がゴマンと居て、それがドイツもコイツも10台以上でつるんでやがってな。同じバイク好きと言ってもずいぶんオレの感性とは違うなぁと思ったよ。オレは「バイク=自由」というイメージなんだけど、あんなに大人数じゃ不自由だよなぁ〜。楽しいのかなぁ?帰りの高速も渋滞で疲れたよ。こうして日曜しか走れない方々にはマジで同情する。日本は貧しい国だな。小泉のバカ!

久しぶりに会ったアソくんは相変わらずだった。人間って高校生ぐらいですでに人格の根っこというか変らない部分がしっかり完成されているのだねぇ。まぁ、次回は3人で飲もうじゃないか。
富士山をバックに



11日(火)

「シベリア超特急」

「北京原人」と並ぶワースト評価の誉れ高いこの映画をついに観た。少しも揺れない列車、まるでドキドキしないサスペンスシーン、ちっともどんでん返ってない「二度のどんでん返し」、時空を超えた理解不能の編集、水野晴朗の棒読みの台詞、ヒロインかたせ梨乃の安〜いペラペラな演技。「オランダ人がドイツ兵に犯された」というイメージシーンでは赤いチューリップが軍靴に踏まれたりして。取って付けた様な「戦争は悪」とのメッセージには赤面する。色んな監督へのオマージュだそうだが、ブライアン・デ・パルマが観たら激昂するとみた。あるいは床をのた打ち回って笑うか。しかもメイキングで語る水野氏の話では、どうやら本気で名作だと思っているフシがあり唖然とする。私財を投げ打って作ったらしいが「シベ超シリーズ」はもう6ぐらいまであるらしい。水野さんの私財ってスゴイのね。
かたせが出るたび
脱力した。GJ!

「北京原人」を面白がれる人、ツッコミが生業(なりわい)の人は是非観ると良い。ウチは夫婦と成の3人でツッコミを入れていたが、しまいにゃ「もう、そっとしといてやろうよ…」ということで落ち着いた。これぞ駄作の中の駄作。本当にありがとうございました。



13日(水)

人口問題

80年代のアシモフさん(SF作家)のエッセイを読むと、くり返し書かれているのだが「将来の一番の問題は人口問題だ」っつー事らしい。今の世界の人口はどうなってんのかと調べたら、こうだそうだ→「世界の人口」←(他にも色々面白い資料があるので見てみなさい)オレ、かつては「世界の人口は38億人」って憶えてたんだけど、コレって70年ごろの数字だね。古すぎるね(笑)

「プロジェクトA2」

「プロジェクトA」の続編ということで面白そうだったけど評価がイマイチだったので今まで観た事がなかった。ストーリーがちょっと複雑になった分、評価が低いのかもしれん。オレ的にはユン・ピョウとサモ・ハン・キンポーが出てない分落ちる感じ。しかしやっぱこの頃のジャッキーはスゴイよ。こんだけのアクションを一本の映画で見せてしまうのはもったいないとさえ思う。やっぱジャッキーは80年代〜90年代前半かなぁという気がした。タイ人、トニー・ジャーの新作がもうすぐ公開らしいので、そちらに期待しよう。



15日(土)

サッカー観戦

妻と一緒にJリーグ「マリノスvsガンバ」を観て来た。3−4で負けちゃったけど、こんなスコアのサッカーは珍しいじゃん。スゲー面白かったよ。声がかれた。ナマで観るとやっぱプロの凄さが分かるなぁ。

前から8列目というとってもイイ席だったので選手の声まで聞こえた。寒かったけど熱かったヨ!
ドゥトゥラとマリノスケ&スタジアムの様子



16日(日)

「不思議惑星キン・ザ・ザ」

86年のソ連映画だそうだ。モスクワから「キン・ザ・ザ星雲」の砂漠の惑星に瞬間移動してしまった二人の男の物語。バカバカしくて笑うナンセンスな部分もあるが、人種差別や体制批判なども盛り込んでいてこれがなかなか深みもある。旧ソ連でこの表現は結構きわどかったんじゃなかろうか。マッタリ進むストーリーと音楽も良い。低予算っぽいが、乗り物等の造形がえれぇ面白く感心した。世界観がしっかりしており観終った余韻が不思議だ。役者は知らない人ばかりだが主役級の方々は、さり気なく名優なのではあるまいか。オレは今まで観た中でもベスト10に入るくらい面白かったが、好みじゃない人は寝るだろうな〜(笑)
「クー!」って
言ってるとこ

キン・ザ・ザでの会話は「クー」のひと言で済む。目上の人に対して敬意を表すのは、両手でほっぺを軽く叩いた後に、両手のひらを相手に見せるように下ろし、股を少し開き気味にして「クー!」、これでOK(笑)誰かと一緒に観たら真似したくなる事請け合い。オレは今日一人で観たもんで、早く妻にも観てもらいてぇ〜。「クー」ってやりてぇ!

今、妻が観終ったとこだが「すげー!・・・・いや〜、この映画すげー!」と、感心する事しきり。



18日(火)

「ロック飲み会」開催

3パンズのメンバー3人(ベースの弾けないベーシストタムラは居なかった)みんなが明日休みだというので急遽開催。局の近くに最近できた「BEZ・RECORD」という店に行ったら、レアグッズだらけでビックリだ。ものすごい数の海賊版LPやらCD、ツェッペリン来日時のパンフ等、全て脱サラのマスターのコレクションだそうでタカミヤさんが狂喜していたよ。店はスゴイのでまた行くと思うが隣にキチガイが居たのに閉口し店を替えてロック喫茶をハシゴ。オーカ君の彼女サッちゃんと合流し、いや〜飲んだ飲んだ。今回は話題が逸れることなく、まさしくロック飲み会となり良かった。オーカ君は飲みすぎて吐いてたけどね(笑)
オーカ君の
携帯で撮った



19日(水)

芭蕉でござる

来月、仙台まで「おくのほそ道」をバイクで行こうと計画中なのだ。今日はその手始めに東京・深川にある「芭蕉記念館」に行った。彼が住んでた芭蕉庵ってーのがあった場所だ。そういう歴史的な意味はあるんだろうが、展示物は非常に貧弱でガッカリした。まぁ仙台までは句碑めぐりで行こうと思ってるので、とりあえず最初の句の石碑を見れたのが良かったかな。100円だしな。

その後ついでに行った「深川江戸資料館」ってのが良かった。「江戸東京博物館」より規模は小さいけど、江戸の街並みを再現した所が面白くてな。タイムトリップした感じ。300円なら安いかも。
江戸の食いもの屋前にて



24日(月)

郵便屋生活20年

この春で郵便屋になって20年ということで賞状を貰ったのだ。副賞は置時計。「20年もよく頑張ったなぁ」と軽く思うが、郵便屋なんて民間に比べりゃ楽だと思うので「頑張った」なんてこたぁあんまり無いんだけどな。母が「ご苦労様でした」なんて妻みたいなことを言ってくれたんだが、ホントの妻との会話はこうだったヨ。

「賞状なんかどうすんの?飾るの?」
オレ「そうだな〜。キャンプにでも持ってくかな」
「燃すのかヨ〜!(笑)

…母には「お互いに歳をとったねぇ」と答えたんだけど、オレこういう形式的なセレモニーって好きじゃないの。局長から貰う時も「オレは忙しいんだよ。仕事の時間を削るなよ。さっさとよこせよ」なんて思っちゃったもんな。妻はさすがにオレの理解者という感じがするよなぁ。

定年までを考えるとまだ折り返し地点だ。人生は長いなぁ…仕事以外の時間は短いのになぁ。



25日(火)

一杯のかけそば(2ちゃんねるネタ)

584 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2006/03/15(水) 14:47:34 ID:7fhjBZB3

去年の大晦日、お袋と妹の三人でそば屋に入った。
俺とお袋は腹一杯だったから妹の分だけ頼んだら、そば屋の親父が何を勘違いしたのか、
一杯のどんぶりの中に3玉もそばを入れやがった。
こんなに入れられると食べきる前に、そばが汁を吸ってしまうと妹もうんざり。
かといって親父の好意を無にして残すのも気が引ける。
結局、仕方なかったので3玉入ったそばを仕方なく3人で完食。
満腹だったのを無理して食ったから俺もお袋も苦しくて半泣き状態だった。
そしたら親父のやつ半ベソ状態の俺達をみて何を勘違いしたのか、
「苦しくても頑張るんだよ」ときたもんだ。苦しくさせたのはアンタだろ。
心の中でツッコミを入れつつ俺は親父にそばの代金を払った。カードで。



28日(金)

前から思ってたこと

いやホントにどうでもイイことなんだけどね。ウルトラセブンに出てくるカプセル怪獣ウィンダムの顔って、
「貴」って漢字に似てるよね?(笑)



29日(土)

「タイタニック」

BSで観たんスけどね。4回目ぐらいかな。もうコレは多くの人に喧嘩を売る覚悟で書くんだがやっぱつまんねぇよ。コレで泣ける人って箸が転がっても泣けるだろ(笑)人物描写の薄っぺらさが一番のネックだよ。ローズがジャックに惚れるのは分かる。だがローズって命を投げ出す程の魅力的な女か?ヤリたかっただけなら分かるけどさ。オレは惚れねぇなぁ、あんな女。

タイタニックにはもっと魅力ある要素が別にあると思うんだよ。あんなつまんねぇ色恋沙汰じゃなくてさ。(色々本もあるから読んでみな)あんだけ金をかけてCG等視覚効果もバッチリなのに内容が安すぎてホントにもったいないと思う。「ニューシネマ」なんて時代を経ているはずなのに結局こんなんなっちゃったハリウッドにはホントに失望したよ。「結局金がありゃアカデミーもいただきかい?」ってな。(まぁ、コレは極論で、2年後の「アメリカン・ビューティ」で『お?アカデミー賞、まだまだオツだね!』って思ったけどね)

まぁしかし尺が無駄に長いのも問題だろ。2時間の映画だったら星3つだった気もするよ。そのくらい視覚的には面白かったもんな。もっともあの2人の愛モドキが主題じゃ絶対泣けないけどな。


30日(日)

ハードディスクのピンチ

40ギガもあるのに「ハードディスクが一杯だ」という表示が出たんだよ。ぶったまげた。妻や成も音楽を取り込むようになったので、そのせいかなぁと思いつつ調べてみたら、昔取りこんだDVDやらCDの残骸なんかあってな。あと、知らねぇうちに茜が入れてるゲームが2ギガも使ってやがって頭に来た。2ギガのありがたさが分かんねぇんだよなぁ。(まぁ全般的に「ありがとう」という気持が無いヤツなんだがな)

オレが初めて買ったマシンのHDは0.5ギガだったよ。次に買ったマシンが2ギガで、「これだけありゃ心配ないや」と思ったもんだよコンチクショー!くだらねぇゲームで2ギガも使うな。文句あんならはよ自立しろボケ。

バンバン消しまくって8ギガ増えた。痛快で爽快だ!ざまみよ!


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