５日(火) タイに行って来たぞ〜 早朝成田を発つ便だったし、旅行中の駐車料はタダという事で割安感もあり、一泊目は仕事が終わってからの成田のホテルだ。このパターンは初めてだったけど余裕があってイイね。 プーケット＆バンコクというのは去年と全く同じなので新鮮味がまるで無い。ほんの半年程前に来たような感覚で、プーケット初日の夕食時に早くも｢来年どうするよオイ」なんて話を夫婦でしたくらいだ。「バリ島」なんて案も出たが、結局タイなんだろうな（笑） しかし今年は繁華街に近いホテルに泊まったのでプーケットの印象がちょっと変わったなぁ。部屋の窓から見える繁華街では、夜中まで洋楽(エルビスが人気)を演奏する生バンドの音が聞こえてきて、飲んだくれの白人ドモがふらふら漂っておった。なんか叫んでる声が聞こえて来たりもして退廃的な感じだったよ。ベトナム映画に出てくる兵隊相手の繁華街のような印象。 白人だらけの夜のコンビニ前 ホテルは去年より少しランクが落ちるので、その分客層も少し若いのだろう、子連れが沢山居たし、珍しくロシア人が多かった感じ。でも中国人や韓国人が居なかったのは本当に良かった。←（コレは人種的差別ではなく、単にマナーの面でのウンザリ感だ）あとね、今年はおっぱいをいくつか見たよ！（笑）しかし残念ながら市場で盛られた肉のかたまりを連想するような、｢頼むからアンタが脱がないでくれよッ！｣って感じの方々ばかりでセクシー度はゼロ。むしろ目のやり場に困るので少々不快でさえある。妻は発見してはいちいちオレに報告し、面白くてしょうがないという風だった。（写真はおっぱい丸出しの母とその子） プーケットでは２日間バイクを借り、夫婦で色々走り回った。風が心地良いので暑さはあまり感じなかったが、紫外線は相当強烈だったようで、腕や顔がスゴイ事になってしまった。多分皮がむけると思う。ホテルでNHK見たら横浜でも雪が積ったとか言っており、この落差には笑ったなぁ〜。 プーケットのホテルはネットを使えない事が分かっていたのでまぁ良いとして、バンコクのホテルでパソコンをネットに繋ごうと思ったら、別料金で1,400バーツ（１バーツ3.5円ぐらい)取るというのだよ。日本円にしても高いと思うが、タイの感覚で言えば屋台のラーメン50杯ぐらい食える金額だよ。アホらしいので結局やらなかったが、新しく買ってまでパソコン持って行った意味がまったく無かったのがカックンな感じではあった。街のインターネットカフェなんか安いのになぁ。ホテルの部屋でネットに繋ぐ、なんて面ではバンコクでさえまだまだなんだなぁ。 バンコクで見つけた「天ぷらラーメン」は１４０バーツ！ （屋台のラーメンの相場は２５〜３０だ） 去年妻がタイ語を習い(オレは抽選に漏れた)少し話せるのが役に立った。マッサージ屋で見せられた料金表がガイジン価格（英語、300バーツ）で、裏がタイ人価格（タイ語、250バーツ）なのを発見したのだ。妻が安い方の項目を店員にタイ語で読んだところタイ人価格になったのだ畜生め（激しく嫉妬）オレなんか「カイ・ダーオ(目玉焼き)｣ってタイ人に通じたって喜んでたレベル。でも「カイ・ダーオ」ってタイ人に言うと大抵ものすごく温和になって「カイダーオ、カイダーオ｣って嬉しそうに返してくれたんだ。ガイジンがカタコトで「メダマヤーキ」とか言ってる感じなのかね？ホテルの朝食でカイダーオ作ってもらうたびにイイ笑顔に会えました。タイに行く人は「カイ・ダーオ」という魔法の言葉を覚えて行け！（笑） ナイトバザールでの夕飯 今回は試しにデジカメで撮った動画をアップしてみる。プーケットでバイクに乗ってる時の様子だ。10歳ぐらいの子にブチ抜かれてウケてるとこだ。（法律では16歳にならないと乗れないそうだ） 短時間だけど雰囲気が伝わると思うので是非→01.mov 　少々唐突ながら、この旅で思ったこと オレより給料がいい人は沢山居るが、一週間も夫婦旅ができる人はどのくらい居るのかな。一週間も休めなかったり、子供がまだ小さかったり、夫婦仲がイマイチだったり、等々。こんな夫婦旅が出来るオレは、とても幸せなのかもなぁ。 ８日（金） 「蹴飛ばした男」と飲んだ カマタさんと「飲もー」って事になりタイ土産を持って行くと、しんちゃんと共にこないだ蹴飛ばしたタケも来た。あの翌日彼から電話が来てたがオレは無視したのだ。でもカマタさんはタケに謝る場を作ってやったんだな。優しいな。 「前回の記憶が殆ど無い」というので「じゃぁ何で電話かけてきたんだ？」と訊くと、「白石さんにものすごく怒られたことは覚えてる」んだそうだ。ヤツ、今日はしっかり自制しており、荒れる事無くみんなで楽しい酒が飲めました。良かった良かった。 またキャンプでも行くかね そんで今日面白く思ったのはエコについてでな（しつこい？（笑））みんなテレビ局が言う「エコ」に対して胡散臭さを感じているようなのがちょっと意外だったんだ。オレが少数派だと思ってたのでな。自動車会社やテレビ局が「エコ」を言うのはおかしいと、そういう事だ。まぁ、気が合うから未だ一緒に飲んでるわけで、考え方にもあまり差が無いのかもね。エコ大好きな人と一度一緒に飲んでみたいもんだな。←（好戦的態度） ９日（土） サンパチで飲んだ 何度か書いてるが、高校の放送部仲間や卒業後のバイト先の仲間とその友達という、ひと言では言えぬ仲間達が居るのだ。みんな歳が同じなので「サンパチ」とオレは呼んでおる。（オレは3月生まれなので「サンキュー」だがな）その連中と毎年中華街で集う、それが今日だった。去年は無かったので皆と会うのは本当に久しぶり。マツノ君なんか会うの3年ぶりだ。 同じ年なのに独身も居れば２度結婚したヤツが２人も居たり、社長も部長も課長もヒラも居る、それでいて肩書きなど関係無く気さくに話せるのが同じ年の心地良さだな。 オヤジ軍団だな〜（笑） 老眼だ通風だ糖尿だなんて話題を肴に酒を飲むとは20代の頃には想像も出来なかったな（笑）なつかし話も大変盛り上がり涙が出るほど笑ったが、今現在それぞれの「結婚のカタチ」という話が大変興味深かった。最近2度目の結婚をしてウキウキのイシイ君が居ると思えば自分の妻を「キチガイ」と言い放つアサクラ君は「メールでしか会話しないが離婚するのも大変なので結婚生活を続けている」なんて猛者だ（笑） それから去年タイに行った独身貴族ウエダ君は「タイ行くなんてエッチ以外になんか目的あんの？」と真顔で言う野郎で、それに対して静かに憤慨する超真面目人間ムラセ君が居たりして、う〜ん面白かったぁ… また飲んでくれよな〜！ １１日（月） タイの写真を見て頂戴 今回のタイ旅行の写真を「旅のアルバム」にアップしたのでぜひ見て頂戴。 今どきアナログ回線の人も居ないだろうと思って、今回は写真をいっぱい載せてみたよ。 １４日（木） 「クレージーの大爆発」 69年。クレージー映画でも最後期の方で、メンバー全員で歌うのはこれが最後だそうだ。植木演じる主人公は「３億円事件」の犯人なんだってさ（笑）秘密組織にその腕を買われ、仲間達と銀行の金塊を盗む話。役者達が「もうこんなの飽きたよ〜」と思いつつ演じてる感じが伝わって来る。良い意味で荒唐無稽でスケールのデカイ話なのにも関わらず、何故か終末的雰囲気（「マカロニほうれん荘」の最終巻を連想した）が漂っているのが淋しい。メンバーが脱出するクライマックスではヒロイン（松岡きっこ）が秘密組織に射殺されても誰も全く気にしない。ロケットで飛び立つと水爆が爆発し富士山も大噴火。メンバーはみんな月に到着してしまい、月面で踊りながら歌ってると突然ジャーンなんてBGMが鳴り「おわり」だってさ（笑）「ストーリーが破綻してる」なんて指摘をする事さえ野暮なうっちゃり具合。こんなに無責任なエンディングも珍しい。夫婦で驚いた。 １８日(月) コムロ家と飲んだ 昨日開催。家がすぐ近くなのに、一緒に飲むのはなんと１年半振りだ。オレと同じ歳なのに管理者になったもんでクソ忙しいそうで機会が作れなかったのだ。（オレは例え給料が倍でも管理者なんかにゃなりたくねぇけどなぁ…） ウチの成と、コムロ家のセーラの「進路が決まったお祝い」って口実で飲んだのだ。「どうしようもないバカ」だったはずのセーラも頑張ったようで、ちょいと名の知れた短大で保育士を目指すんだと。成もそうだが18才ぐらいできちんと将来の夢を持ってるってのはスゴイ事だな。オレが18の頃は夢なんか無く、バクゼンとした不安だけあって、ただオヤジを憎み、自由を求めてバイクで走ったり絵を描いたりしてたなぁ。あんなんでよくマトモなオトナになれたもんだと我ながら感心するよ。 コムロ家との家族ぐるみの付き合いはもう20年になる。何も気を遣わず気持ちの良い酒が飲めるので毎回飲みすぎる。今日の朝はまだ酔っぱらってたけどナイショだぜ（笑） メグちゃん撮影 後半ずーっと成がピアノを弾いてたんだ。色んなジャンルの音楽を次から次へと弾いていた。 とても良いBGMになっていて気分の良い、素晴らしい夜だったヨ。 「海底軍艦｣ 63年。帝国海軍の生き残りが密かに作った潜水艦｢轟天」が、世界制服を企むムー帝国と戦う話。役者達の演技がしっかりしてるし、内容も子供向けではないね。轟天の船長が「アメリカをやっつけるためにコレを作ったのだ」なんて言うのが小野田さんを連想し説得力がある。この映画が公開されたほんの18年前まで日本は戦争やってたんだな。敵の能力を上回る兵器でコテンパンに壊滅させるという、もう身もフタもない内容ではある。「単純にどっちが正義だ、なんて事は言えないよね」というメッセージも感じたが深読みか。轟天のデザインは小松崎茂だそうで、先端部のドリルが勇ましい。オレぐらいの年代は小さい頃、こんなドリルが付いた乗り物を想像して描いたもんだ。そんな子供だった人には勧めるが、大抵のオトナは「くだらねぇ〜」と思うだろうなぁ（笑） 空も飛ぶぜ！ ２３日(土) デジカメ買った 目では見えないのだがデジカメの中にホコリが入ったらしく、望遠にすると影が写ってしまうのだ。（旅のアルバム「またプーケット」の5枚目を見てくれたまえ）１月の給料が頑張った甲斐あってスゴイので「この際新しいの買っちゃおう！」ということで近所のノジマに行った。 今まで使ってたパナソニックのルミックスが気に入ってたので、その新型を買うつもりだったが、店員の説明を聞いて別のにしたよ。その店員は若くて見た目は今風なのに、ものすごい商品知識の持ち主で、全てのスペックが頭に入っており、オレが持ってるルミックスの「ＦＸ８」なんて2年前のカメラまでカンペキ。 オレの使用用途（旅先でのスナップ中心、画素数は500万もあれば充分）を聞いて｢コレはどうですか？｣というのがオリンパスの型遅れで「ミュー830」っつーんだ。最近新しいのが出たので1Gのカードを付けて2万5千円とスゲー安い。「今は手振れ補正や高感度は当り前なのでズーム勝負でしょう」だそうで、5倍ズームで生活防水。「ちなみにオレのルミックスのズームは何倍なの？」と訊くと「3倍です」と即答。スゲー！ 会計の時に「ノジマであなたほど商品知識ある人初めてですよ」と言うと照れていた。見直したぜノジマ！ 大きさは殆ど変わらん ２５日（月） 叔父さんの葬式 愛知県の豊川に住んでいた父方の叔父が亡くなったという報を受け、休みを替わってもらったり等ドタバタしつつも昨日母と共に車で出発。3時間ぐらいで着いちゃったので、ちっとも疲れなかった。 オレのオヤジは5人兄弟だが、その内ふたりが歳の順に亡くなったわけだ。残った中で一番年上の叔父さんが「次はオレか」なんて言うのだが、スゴイよなぁ、そんな心構えをするという状況。ちょっと怖いね。それと、火葬場で骨になって出て来たのを見るのは未だにビックリする。あっけないよなぁ。 しかし亡くなった叔父さんには悪いが、残った叔父さん達と久しぶりに会って楽しい酒を飲みました。もうホント、散々飲んだ。「そんな話初めて聞いたよ！」ってオヤジのエピソードもあれば、会うたびに言われる思い出話の定番、「浩一がウンコ漏らした」とか←（「またその話かヨー」というツッコミ）、まぁ笑った笑った。 葬式が終わってから豊川稲荷に行ったんだが、なんだか不思議なとこだった。神社かと思ったら、ありゃ様式的には寺だよ。仏像もあるし。でもキツネを奉ってるしね。お稲荷信仰ってよく分かんないなぁ。 豊川稲荷のキツネ軍団 ちょっと不気味 「おきつねバーガー」 バンズが油揚げだヨ〜 「元気でね」なんて握手しながら叔父・叔母と別れたが、もう気付けばみんないつ死んでもおかしくない年齢だもんな。これからどんどんオレの好きな人達が死んでいくだろう事を想像すると多少ヘコむ。順番を無視してオレが先に死ねば、そんな葬式に出なくて済むんだが。 ２６日（火） Wii-Fit買った こないだ暇だった時、急に思い立ってな。富山のメル友マッキーが買ったところ「娘がものすごいジャンプ（１８０ｍ越え）を連発する」そうなのでオレも早速やってみたが、何度やっても１５０ｍ以上飛べん。ところが茜がやったらあっという間に１８０ｍ近い記録を出しており愕然とした。小さい頃からバランス感覚には自信があったんだが、そんな認識は改めなければイカンようだ。 「一人でヨガ」なんかバカバカしくてやる気も無いし、ツライ現実を見せられたし、こんなもん買わなきゃ良かったと後悔した。日々鍛えればバランス感覚も良くなるそうだが、チクショー！もうバランスなんかどうでもイイやい！ 「ミート・ザ・ペアレンツ」 カノジョにプロポーズする前に、その親に会って認めてもらうぞ！って話。偏屈オヤジ役がデ・ニーロだが、なんかもうデ・ニーロの物まねをやってる人みたいだった、そのくらいデ・ニーロ。←（なんのこっちゃ）デ・と主人公の会話がどうもギクシャクしてるうちは面白かったが、誤解が誤解を生んだり、デ・の大事な猫が逃げちゃって、屋根まで追いかけたらタバコの火が付いて屋根が燃えだして電線ビリビリで庭まで燃えるとか、もうあまりにドジなので非常にイライラした。当然最後には誤解も解けて基本的にはハッピーエンドなんだけど、ちっともすっきりしない。そもそも色々なエピソード自体がホントにくだらないので、とても続編を観る気にゃなれねぇや。

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