■ 5月

1日(土)

上海万博開催

オレは大阪万博が大好きで、いまだ様々なグッズをオークションでゲットしては喜んでいる。当時6歳だったオレは祖父母に連れられ万博に行った。細かい記憶は殆ど無いが、会場の熱気はよく覚えている。当時の少年は「人類の未来は科学によってより良くなる」と無邪気に信じておった。オトナになったら月ぐらい普通に行ける、働くのはロボットだけ、人間の英知で戦争もなくなる。そんな未来だと本気で信じていたものなのだ。

一方の大人は、大成功したオリンピックに続き「これで日本も一流国の仲間入り」という高揚感があったんだな。コレはオレが大人になってから知った事なんだが。


ところが当時のニュース映画など見ると、地方では貧困にあえいでいるし、なにしろ公害の時代だよ。水俣病やらイタイイタイ病、光化学スモッグだ。今の尺度で見ると一流国には程遠い。



つまり中国は日本をなぞっておるのだ。オリンピックで盛り上がり、今度は万博だ。しかし国策が経済発展にばかり傾いており、公害なんか二の次ね。でもきっと会場はものすごい熱気だと思う。日本がかつて味わった、右肩上がりの高揚感だ。

なのに上海の入場者予想は7,000万人で、「大阪(6,400万人)を上回る」という目標設定の低さはショボすぎだろう。中国の人口は日本の10倍だもん、同じ比率で言ったら入場者数は6億4千万人が妥当だぜ。せめて6億人いったら大阪にようやく追いついたと思え。それが無理ならやっぱ大阪が世界一だし、この先も「あの熱気」の記録が破られることは無いだろうと思う。
ムチャクチャ言ってる自覚はあります(笑)



5日(水)

コムロ一家と飲んだ

昨日開催。コムロってのは新婚の頃に同じ宿舎だった縁で家族ぐるみの付き合いをしている一家である。オヤジも二人の子供も年齢が同じ。茜もコレに合わせて帰ってきた。子供らも含めて全員で飲めるというのは今回が初だ。みんなよく育ったなぁ!何も気遣いが要らない仲なので、大変楽しい酒が飲めましたよ。

どうしてだか不思議でしょうがないんだけど、コムロんちで飲むと大抵記憶を無くすのだ。昨日はコムロオヤジがいつものように先に寝てしまい「また寝ちゃったよ」なんて言った後、気がつくとオレはウチのベッドで目覚めたので愕然とした。妻に訊くと、彼女に対して「キミのケツは本当にデカイなぁ!ぐふふッ!←(鼻を鳴らして笑う)」「その笑い方やめろ!」「ぐふふッ!」とか言いながら一緒に帰ってきたそうだ。酔っぱらってとんでもない失言をするヤツが居るけど、コレはギリギリセーフか!?(笑)

男ドモと 女ドモ



6日(木)

5月会開催

母と弟と妻の誕生日、結婚記念日、みんな5月なのでまとめて祝ってしまうのが恒例の「5月会」だ。コレに合わせて千葉から弟がやって来た。みんな揃って子供らが買ってくれたケーキをいただいたよ。

今日は母と弟とで墓参りに行って来た。弟は納骨以来初めてらしいので14年振りっつー事か。この辺は次男ならではの無頓着なんだろうな。

普段離れている弟を母はとても心配しており、オレら兄弟と一緒に居る母はとても嬉しそうなのでオレも嬉しい。しかし、しみじみ母が小さくなったなぁ…と思う。
ウチの墓→



13日(木)

御殿場より

連休なのでやってきた。秋から数えて3回目だ。なんでまた御殿場なのかというと、

・もう近場では行きたい所が特に無いんだよ〜
・秋に来て気に入ったホテルにまた来たかったんだよ〜
・秋に来て気に入った近くの居酒屋に来たかったんだよ〜

っつー事で。まぁ、どこに行くにしてもやっぱバイクで走るというのは気持ちが良いもんだね。居酒屋の刺身もうまかった。明日は富士山の周りを廻ってみようと思っとるよ。




14日(金)

温暖化はどうした

昨晩はほろ酔い気分でPSPの「モンスター・ハンター」をやり続けたり映画を観たりしたが、「モンハン」はコテンパンにノされ続けたし、映画もびっくりするほどつまらなかったので憤然としつつ寝たよ(笑)

今日は富士山の周りを廻るつもりだったが、雲が多いしなにしろ寒いので、山中湖から道志村・宮ヶ瀬ダム経由でとっとと帰ってきた。寒いながらも道志村あたりはやっぱり気持ち良かったよ。昨日御殿場のブックオフで買ったサザンを聴きながら「女呼んで揉んで抱いてイイ気持ち〜」なんて歌いつつズンズン走った。

非常にお手軽なこんなツーリングでも大いに気分転換になるので、これからも御殿場には何度か行く気がするよ。
← 山中湖から見た今日の富士山




15日(土)

「大巨獣ガッパ」

67年。東映のゴジラ、大映のガメラに並ぶ怪獣スターを目指し日活が送り出したのがガッパだそうだな。日本人が顔を黒く塗っただけの土人←(変換できません)が住む南海の島でガッパの子供が捕獲され、それを追いかけて来た親ガッパが日本を襲うという、よくあるストーリーだ。なんでガッパが興行的にコケたのかというと、その造形がバカバカしいほどチャチだったからではなかろうか。そもそもオープニングの主題歌でガックリ来るけどさ(笑)少しも怖くないんだよなぁ。動きはもう人が入ってるとしか思えない感じだし、空飛ぶシーンなんか本当に子供騙しだ。そんなショボ〜イ着ぐるみ3体で抱き合ったりして「親子愛」なんか演じられても、こっちは脱力していくばかりでため息しか出ないよ。破壊シーンで音楽が無いのも意図が分らん。音楽でどんどん盛り上げればいいのに。若き山本陽子は美しかったが、それだけかなぁ…こんなの作ってるからロマンポルノになっちゃったんだよなぁ…★☆☆




16日(日)

「惑星大戦争」

77年。久々に素晴らしい、愛すべきクソ映画を観た。「スターウォーズ」以降なのにこのショボさ。まだ糸で釣ってんだもんなぁ。しかし出演者がイイ。県知事森田健作、涅槃で待つ沖雅也、V3宮内洋、セクシー部門浅野ゆうこ、名優平田昭彦&大滝秀治だ。どうだスゴイだろう。今だからスゴイと思える感じではあるけどね。UFOの襲来に出撃するのが「海底軍艦」に登場した轟天号。前作との繋がりは全く無いがちょっとカッコ良くなってる。世界各地の観光名所が爆破されるのは「世界大戦争」のフィルムだな。

敵は銀河帝国(ププッ!)恒星ヨミから来たヘル司令官だって。マンガかよ。まぁ顔を緑に塗っただけの日本人なんだけどね。そのヘルさんの衣装や敵の軍艦が何故かローマ時代のソレなのがまたおかしい。「スターウォーズ」や「宇宙戦艦ヤマト」の影響が大いに感じられるものの、悲しいかな低予算なので、手作り感が非常にわびしく感じられてしまう。拉致された浅野ゆうこは何故か中途半端にセクシーなホットパンツに着替えさせられてるんだけど、いやぁ若き浅野のケツはセクシーでイイな〜(調べたら当時なんと17歳だってさ!早熟なんだな)

浅野さんとチューイもどき 銀河帝国司令官ヘルさん 「2001年」もどき

ラストでは「エーテルを破壊する」という、椅子から転げ落ちそうな理屈の兵器が登場し、敵宇宙船の破壊どころか、なんと金星まるごと吹っ飛ばしてしまい、急にタイトルがドーンと出た後に「終」ってんで、オレはひとりでゲラゲラ笑った。日本の特撮スゲ〜!(笑)是非SFや特撮が好きな友人と一緒に観なさい。大いに楽しめること請け合い!★★★




21日(金)

悲しい気持ち

タイの赤シャツ軍団がようやく解散するという事でホッとしたのに「解散が気に食わない一部の連中が暴徒化して火をつけた」というニュース映像で燃えているのはセントラルワールドではないか!

あそこは観光・買い物の中心地にあるバンコクを代表する大規模なショッピングモールなので、オレら何度も行っている。家族で行った時には小学生の成と夕涼みをしながら静かに幸せを噛みしめた、なんて思い出もあるのでオレは大変悲しい気持ちになったよ。「タイ人って乱暴なんだなぁ」と、多くの日本人が思ってしまっただろう事も悲しい。

「現政権は選挙を経ていない」という火種がまだ残っているので予断を許さない状況は続くものの、今日のニュースによると、セントラルワールドは半年で再開できるそうだ。保険金も降りるので、再建費や従業員への金も出せるという。マジ良かったな〜。暴徒に負けず、タイ人気質「マイペンライ精神(問題ない、大丈夫、どうってことない、気にすんな、の意)」で頑張って欲しいと切に願うよ。




25日(火)

ウェルカム叔母

大阪に住む叔母(母の妹)が遊びに来たので、仕事が終わってから合流し、中華街に連れて行った。大奮発してアワビなんか食わせたよ。

母は8人兄弟だが、奇跡的なことにまだ誰も死んでない。しかしながらもう皆けっこうな年齢なもんで、母も叔母さんも小さくなってしまった。「こうちゃん」などと呼ばれるオレが46歳だもんなぁ。月日の経つのは早いもんだよ。

叔母は我が家に2泊するんだそうだ。たっぷり思い出を語り、また新しい思い出を作っていただきたいもんである。
←「横浜」といえばやっぱココだろ




26日(水)

ハギハラ君ハタチ記念飲み会開催

昨年度入った新人のハギハラ君はオレの同僚でありながらオレの息子より若いのだよスゲェなぁ。そんな彼のハタチのお祝いに「飲みに行こう」と声をかけたら8人集まった。直前に言い出してもこれくらい集まるもんなんだなぁ。店なんか別に飛び込みでイイじゃねぇかと思っていたが、キリヤマ君が盛んに心配するのでその辺は彼に任せた。御苦労であった。

ハタチの頃の事なんて遠くなりすぎて「もうファンタジーだよね」なんて50過ぎたタカミヤさんと話してたよ。「確かに『若さ』は素晴らしい。しかし『若い頃は良かったなぁ』とは思わない。今が一番イイ」とタカミヤさんが言うのだ。全く同感だ。


2時間飲んでから家に帰り、ビールを飲みなおしつつ、昔のアルバムなど引っ張り出して眺める母と叔母の昔話を聞いた。オレの祖父は営林署の所長だったので結構裕福で、戦時中も腹を空かせた事が無いという。母の年代でこんなに写真が残ってるのも、祖父が趣味で写真をやっていたからなんだそうだ。オレの母はお嬢様だったのか〜




27日(水)

今村クンと飲んだ

昨日叔母さん達の話を聞きながらウチで飲んだのが効いて完全な二日酔いになり、朝はなかなか起きれなかったよトホホ。力を振り絞って叔母さんを新横浜まで送った。楽しんでもらえたようでなによりだ。


今村クンからお声がかかったので今日も飲みなのだが、これはさすがにツライ。「延期してもらおうか」とも考えたが、午後になるとようやく体調が戻ってきたのでやっぱり出かけた。

彼は今の局に転勤したばかりのヘナヘナなオレを大いにサポートしてくれた元バイトである。そんなオレなのにいまだに飲みましょうと声をかけてくれるのがとても嬉しいのだ。ひと回り下なのでまだまだ若いと思っていたが、昨日話してて「考え方がずいぶんしっかりしてきたなぁ」と兄のような気持ちで頼もしく思ったよ。

3軒行って酔ったのだろう、あんなに喋る彼は初めて見たよ。ぜんぜん話が終わらないので密かに終電を心配したぐらいだ。そりゃ楽しかったけどさ。でも焦った。まぁ、懲りずにまた飲んでくれよな〜
「昭和」な感じのする店

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睡魔と闘いつつ電車に揺られた後、昼の暑さが嘘のようにひんやりとした空気の中、自転車でウチに向かう。クイーンの「預言者の唄」を聴きながらペダルを漕いでいたら、ものすごく感動して泣いた。その時のオレはひどく酔ってたり眠かったりして気が狂っていたのかもしれん(笑)こんな生活じゃまた入院なので、しばらく自制します。




28日(木)

妻の誕生日

47である。オレの妻が47になるとは思わなかったなぁ、てな事を毎年書いてますな(笑)そんで毎年プレゼントを何にするか悩んでおる。ホトホト困って何人かの女性にアドバイスを求めたんだが「何でもいい」とか「現金」とかいう、全く参考にならない意見ばかり。

しかしその中で「コレだ!」と思ったのがエステだ。回数券でもやれば喜ぶのでは?と調べてみると、1回1万円以上すんだな。タイで5,000円ぐらいするのは実は安かったのだと今頃知ったよ。結局エステ繋がりで、そういう機器にしたのだ→(コレコレ妻にここに至るまでの経緯を説明をしたところ「エステなんかバカバカしいよ」と言ってくれたし、喜んでもくれたのでホッとしたよ。あぁ、しかし来年どうしよう。誰か助けて〜。



30日(日)

切腹ジャパン

サッカーを観て面白いと思ったのは久しぶりだ。3得点全部日本が入れたのに負けてんだもん、珍しい面白さだったよねぇ(笑)「サムライジャパン」改め「切腹ジャパン」なんて言われてるとか。

このところの日本サッカーはあまりに不甲斐ないので「ニッポンなんかダメだよ」と、妙にクールな人ばかりだろ?せっかく4年に一度のワールドカップなのに、そんな態度じゃもったいないぜ。まぁ「どうせダメだよ」と思ってた方が、裏切られた時に楽だよな。それはオレも分るよ。

しかしオレは前大会よりも監督含めてチームとしてすごくまとまってると思うし、今までの不甲斐なさをバネに南アフリカではきっと爆発する、そんな気がするんだよ。オレは夜中に熱く応援するぞ。

今日の主役


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