１日（金） 「華氏９１１」 　そろそろ終わってしまうそうなので慌てて観た。前作が大変印象深かったし「カンヌで３０分スタンディングオベーション」なんて話を聞くにつけ『早く観てぇなぁ』と思ってたんだ。　「いい加減にしろアメリカ！」ってのがオレのスタンスで、ムーアさんもアメリカ人のくせに同じような感覚なわけだ。 　でもこの映画はテレビ映像の寄せ集めという感じで「ＮＨＫ特集」くらいなインパクトしかなく、３０分もスタンディングオベーションを送ったカンヌの審査員の感覚がサッパリ分からん。日本に来て「ＮＨＫ特集」観て鳴り止まぬ拍手でもしやがれとか思う。報道されないイラクでの惨状に心を痛めて拍手したのかな。日本のドキュメントでは夜中であればそういう残酷なシーンでも（ある程度は）放送してるんだが。 　詰まるところこんな映画観なくてもブッシュがバカなのは知ってるよと言いたい。ま、今日はたまたま「ワーナーマイカル１０００円の日」だったのであんまり損した気はしないのが救い。 でも頑張れムーア ３日（日） プラモブーム去る？ 　オレ様のプラモデルブームに合わせるかのようにテレビで「プラモ作ろうスペシャル」と題してプロのスーパーテクを紹介しておった。あんまり凄くてヤル気が無くなってしまったヨ。 　逆にソレを見てヤル気が出たのが茜で、以前買ったまま作ってなかったガンダムのプラモ作りに挑戦。ま、プラモっちゅうか、接着剤も使わぬお手軽モデルなんだがね。 　お手軽ながらそのモデルの細かい造形やら色塗りやら、関節はちゃんと動くし、日本のこういうのってスゴイよなぁ。本当に感心した。こういった技術を中国なんかに簡単に渡すなよ〜。 製作中 完成 ８日（金） 成、よく頑張った！ 　成の中学前期終了。今頃通信簿を持ってくるんである。なんか違和感があるよなぁ。で、気になる成績だが、なかなか頑張ったようで、ソレが結果になって現れたな。勉強だけでなく色んな事を頑張ってる様子が親として喜ばしい。「学校から家庭へ」という欄でも色々と褒めまくってもらってるんだが、ちょっとだけ苦言を呈してる部分があった。 　時として理屈に頼って話すことがありますが、聞いている相手の気持ちを考えられるとさらに良いと思います。 　「先生よく見てんな〜」と、母と一緒にウケた。 　ま、ソレは置いといて、一時はどうなることかと思った成だったが、どうやら大丈夫な様子で心配事が一つ減ったように感じたよ。オレ自身も仕事バリバリ頑張るぞ〜ッ　なんつって。心にも無い事を一応書いてみた。 ９日（土） 夢をかなえました 　局から帰る頃に台風が最接近していたらしく、バイクでフラフラ帰ってきた。風も雨もものすごいし道路が川になっちゃって、いろんな物がゴロゴロ転がってきたりしてな。怖かったり面白かったり。 　で、前から一度やってみたいと思ってたんだが、台風の大雨の中シャンプーしたんだよ。「気持ちイイだろうなぁ〜」と思ってたんだけど、ただただ寒かった。そんだけ（笑） バカと呼んでくれて結構 １４日（木） 富山に行ってきたよ〜 　昨日･今日と一泊だけだが富山のマッキーんち行って泊めてもらった。雨が降ったりクソ寒かったり大変な中、往復７８０キロという超ハードな日程をこなし『まだまだオレもやれるじゃん』と一人ご満悦でやんす。 写真を載せてごくごく簡単にご報告 １　 先日閉館日だったので見れなかった長野県茅野市「尖石縄文考古学館」見学。 写真は日本最古の国宝「縄文のヴィーナス」だ。土器も土偶も「何でこんな造形を思いつくのかなぁ」という感じ。現代人には無い感覚を持ってたんだろうね。 　 ２ 塩尻で「創業昭和２９年」の看板に釣られ入った「幸楽苑」のラーメン。シンプルなしょうゆ味だがうまかった。帰って調べてみたら全国にあるのね！　→幸楽苑のＨＰ 　 ３ マッキーと久しぶりに再会。飲みに連れてってもらった。富山駅近くの刺身のうまい店。名前忘れた！（笑） 　 １ ２　 ３ ４ ２軒目は去年も行った「ラビット」だ。アットホームなあったかいお店。オレのことも覚えててくれた。酔っ払って時の経つのがチョー速かった。マッキーんちでもさらに飲み、寝たの２時ぐらいよ。 　 ５ これは今日ね。高岡の国宝、瑞龍寺に連れて行ってもらった。仏堂が一番カッコ良かったな。中から見た柱の具合も興味深かった。仏像はぜんぜんイマイチ。 　 ６ 「富山で一番うまい！」とマッキーが言い切る「楓（かえで）」の「とんしおラーメン」 マッキーが言うように旭川「山頭火」の塩ラーメンに似ている気もするが、オレはこっちの方がうまいと思ったよ。スープも味が深いけど、チャーシューのとろけるうまさがすんばらしい。 　 　４　５ ６ はぁ〜、充実した二日間だったなぁ。マッキーどうもありが�d。 ２１日（木） 最近読んだ本 「ファウンデーションへの序曲」上･下 「ファウンデーションの誕生」上・下　　アイザック・アシモフ／著　岡部宏之／訳 「ファウンデーションと混沌」上・下　　グレッグ・ベア／著　矢口悟／訳 「ファウンデーションの危機」上　　　　グレゴリイ・ベンフォード／著　矢口悟／訳　以上全部ハヤカワ文庫 　以前全部読んだアシモフの「ファウンデーションシリーズ」。アシモフさんは死んだので続編は無いはずが、現代のＳＦ巨匠たちが続きを書いたそうだ。 　登場人物等忘れていたのでアシモフさんのを読み返し、その後新しいのを読んだが、どうもつまらん。アシモフさんのはドンデン返しを覚えていたので、その驚き抜きではさほど面白いとは思えないし、グレッグ・ベアはまずまずだが、グレゴリイのはもうアシモフの小説とは別モノといっていいんじゃなかろうか。アシモフが書いた本と同じ登場人物とは思えないほどの会話のユーモアの無さ、設定の矛盾、無駄に長い文章等々、「危機」は上巻だけで読むのを止めてしまった。すげぇ期待はずれ。 あと表紙何とかしろよ。宇宙船とか宇宙船艦とか、本文と殆ど関係ねぇよ。 「爆笑問題の世紀末ジグソーパズル」 爆笑問題／著　集英社文庫 　２０世紀末の話題をネタにした漫談集。たかだか５年ほど前のことなのに懐かしいねぇ世紀末。太田が映画にヒジョーに詳しい事が意外だったが、キューブリックをちっとも認めてないのがちくしょうめ残念。すげぇ面白くてヒクヒク笑った部分もあるが、こういうのって読んだらすぐに忘れちゃうよね。ブックオフで１００円だったんだけど、そんぐらいで丁度イイ感じかもな。 「トンデモ本の世界Ｔ」　と学会／著　太田出版 　とんでもない主張をする本を面白がる「と学会」の本は今まで殆ど読んでいるんだけど、なんかもう飽きた。完全にパターン化してきたね。あまりにムチャクチャな本の紹介なんか読んでると、面白いというよりむしろ腹が立つしなぁ。これもブックオフで８００円。定価で買ったらちょっと怒ってたかも。 　ここんとこ定価で本を買った事がない。ブックオフを活用しまくり。出版界の不況は厳しかろうと思う。 　このまま行くと新刊は出なくなり、古本のみがグルグル流通する、そんな事になっちまうよなぁ・・・ ２４日（日） 第３回ミニクラス会開催 「指とま」で連絡を取り合った高校時代のクラスメイト６人で飲んだわけだ。男性２人という事で女性軍のパワーに圧倒された感アリ。こっそり書くと元カノジョも来ていたわけです。「女は昔の男の事なんかすぐに忘れるわよ〜！」とかまやとかゆかとか言い放つわけですが、「それは男女差ではなく個人差ではないか」と、オレは思うわけです。（なんでですます調なのだ　>オレ）そんな主張など軽くかき消す女性軍のパワー。その元カノジョの意見はどうなのか聞きたい所ではあったが、訊けなかった。 　オレの通った高校は数年後に無くなる事が決まっており、上手く書けないが、何か象徴的だなぁと思う。「諸行無常」の実感ってトコかね。まぁノスタルジー抜きでも飲んでて楽しい仲間なので、またの開催を強く希望するでゴンス。 例によってまやのレポートも読んでみ→　まやのひとり言 まだまだ飲み始め 　女性軍と別れ、岸クンとサシで飲んだのがまた面白い内容の話しで（詳細はナイショ）計３件で飲んで終電で寝たまま終点まで行き白タクで帰ってきたのは２時過ぎ。白タクの運ちゃんとの会話も興味深かったし、なんか色々感じた夜だったよ。 　 　で今日は佐川家でのバーベキューだったわけでコレは流石にキツかった。キツイなら飲まなきゃいいのに飲んでしまうオレは馬鹿だ。馬鹿は高い所に登りたがるそうだが屋根に上って柿の実をむしり取りバリバリ食ったりして馬鹿サイコー！ そんなわけで肝臓ガタガタ。しばらく自制します。 屋根から ３０日（金） 酔っぱらってます　（午前１時３５分） 　鎌田さんとしんちゃんと一緒に飲んで横浜発１１時過ぎ、最寄り駅まで１時間半かかったのがなぜなのか、よく分からん。（普通なら２０分） 　帰ってから成の日記を読んだんだが、なんの事やらよく分からんのだよ。今日は休みで、飲みに行く前にウチに遊びに来ていた子供達の事を書いて欲しいのかなぁ。男がひとり、女が２人で、女のうちひとりはよく知ってるコで、そうじゃない女の子が居たんだけど、そのコの事を書いて欲しいのかなぁ。アレが将来のオレのムスメなのかなぁ。ちゃんと見てないんだけど可愛かったような気もする。こんなこと書いちゃいけないのかなぁ。書いて欲しいのかなぁ。よく分かんないなぁ。風呂入って寝ます。

２００４．９月←　　戻る　　→２００４．１１月