■ 8月

10日(土)

「安心・安全」を考える(科学的なモノの見方)

昨今は「安心安全」が四字熟語みたいになっており、オレはそんな現状を憂慮している。この言葉遣いは福島原発事故の頃から多用されるようになったようにオレは感じているんだが、「安心」と「安全」は同じような意味合いの様で、まるで違うんだ。放射線の量が科学的に「安全」でも「安心」できない人が居る。自然界にだって放射線はビュンビュン飛んでいるのにも関わらず「安心」できない人は居る。

これだけ新型コロナについてテレビで放送しているのにも関わらず「布マスクはウイルスなど簡単に通すから意味無いよ」と、したり顔で言う人も居る。また「コロナに感染してもワクチンが出来れば治る」なんていう人も居る。(オレの職場の話だ。椅子から転げ落ちそうになった)ヒジョーに上から目線で嫌われそうだが、正直言って「科学が分からぬ人」が多すぎると思うんだ。「科学」という分野での日本の教育の敗北だと思う。オレは若い頃からSFが好きだったので、科学ネタの本も沢山読んできた。だからそんな風に思うのかもしれない。

優れた科学者ほど「科学は万能だ」などとは思っておらず「知れば知るほど分からないことが増える」と思っているし、客観的に違ったデータが出てきたら前言を覆す柔軟性を持っているものだ。つまり「こうあって欲しい」とか「こうなるはずだ」という「感情的」な事柄を排除する。テレビのコメンテーターが春に言っていた「PCR検査をどんどん増やせ」は、つまり「アベは馬鹿なので正しい判断などできないはずだ」とか「アベには大いに困って欲しい」という、感情的な願望から導かれた「個人的な意見(あるいは、出演するテレビ局に対する「忖度」)」でしかない。あの頃ソレをやっていたら医療機関は崩壊していただろうけど、そうなってもヤツらは別に責任など取る気も無いし、逆に喜々としてアベのせいにしていた事だろう。ソレは全く科学的とは言えないのだ。

「マスクをしないで郵便を配っている」と苦情の電話をかける人が居る。面と向かって話をしているわけでもないのに、だ。「安全」なはずなのに「安心」出来ないのだろう。正月を挟んだ2カ月程度で毎年1300人も死んでるお餅を「安心」して食って死にやがれ、と思う。言葉が汚くてスマン。(多分オレの言いたい事は伝わってないだろうなぁ…)




11日(日)

「With・コロナ」を考える

新型コロナでの50歳以下の死者はほぼ居らず、その平均年齢は80歳だそうでビックリだ。日本で毎年死ぬ人の数は約130万人。そしてインフルで死ぬ人は1万人弱だ。コロナによる風邪で死んでる人もかなり居るだろう。そんなに新型コロナを恐れずともイイ気がするんだ。「死ぬべき人が死んでる」だけだと思うんだ。「感染者数」だけ気にしてても分からない事ではあろう。

中国の報告によると「対コロナの抗体はどんどん減る」らしい。つまり、新型コロナに対するワクチンができたとしても、インフルエンザの様に毎年接種するのかもね。だとしても、今の対インフルエンザ同様の感じで新型コロナとも付き合えば良いのではなかろうか。





台湾で感染が少ないのは、中国がいやがらせで観光客を絞っていた事、そして17年前のSARSにおける大失敗を教訓に、色々と準備していたから、なんだそうだ。政府のすることを後からドヤ顔で揚げ足を取って満足するよりも、教訓を生かした前向きな議論が早く始まって欲しいと思っている。一応終息しなきゃ、まだまだそれどころではないか。

医療費がかかりすぎる、公務員が多すぎる、という批判に応え、コロナ前から病院の人員などカツカツになっていたし、保健所の数なんかこの20年で800から500にまで減っているという。新型コロナというモノが喉元過ぎればまた人々は医療費減らせ、公務員減らせとなるのだろう。保険料を上げるとか消費税を上げるとか言っても絶対キミらは賛成しないよね?さてさて、その辺や、移動の制限などに強制力を持たせるか否か、その辺をしっかり議論して欲しいものだよ。





16日(日)


「スター・ウォーズ / スカイウォーカーの夜明け」

前作があまりに酷かったので、コレは映画館では観てない。今日アマゾンで観終わってから、ソレを大いに後悔した。なかなかである。もう40年以上も前に観始めた映画シリーズが、とうとう本当に終わってしまったのだなぁ…

当初からの大きなテーマである「陰と陽」みたいなところが上手にケリを付けられたと思う、その辺が素晴らしい。監督の力量か。前作まで全く魅力を感じなかったカイロ・レンもイイ。ただ、このシリーズ準主役の「フィン」は、やっぱり別に居なくても良かった気がする。レイアが撮影開始以前に死んじゃったのに登場させたり、ルークはもちろん、ハン・ソロもクマちゃんも登場して、もうウルウルしてしまう。ルーカスが作った「エピソード1〜3」以上に世界観が「スター・ウォーズ的」で、監督達の過去作に対するリスペクトが感じられる上に、宇宙船の上を騎馬隊が走る、みたいな奇想天外なシーンも面白い。メイキングによるとクロサワ映画へのリスペクトがあったり、なんと音楽のJ・ウイリアムズ本人や、C・フィッシャーの娘、A・ギネスの孫が出演しているという。「40年の重み」を感じるが、若者には分からない感慨だろう。ラストでスカイウォーカーを名乗る主人公が見る二つの太陽。オレは大変感動した。メイキングが素晴らしいので、そちらも是非。★★★




17日(月)

タイが大変だ

タイの現政権はクーデターを経た軍隊のソレで、その強権でもって新型コロナを封じ込めたようだが、経済は冷え切っており、コロナの混乱のどさくさに紛れて民主派リーダーを逮捕したりとやり放題で、民主派はストレスを貯めている。5000人規模のデモも発生し、なんとタイではタブーとされる王政批判も出てきたという。オレは「ついに来たかー!」と思った。

前国王は絶大な敬愛を集めていたものの現国王は馬鹿なので、国民の移動が制限されている中でもドイツと行ったり来たり(殆どドイツで過ごしているらしい)4人目の結婚相手以外にも側室を作ったり、ドイツでは20人の女性と暮らしたりという、正に「バカ殿」状態であり、国民の堪忍袋の緒が切れつつある状態と言って良いだろう。ちなみにタイ王室の資産は4兆円を超えるという。タイに多大なる貢献をしたオレ様に10億円ぐらいよこせと言いたい。





民主派はこの先、王政が無くなる事まで求めてはいないようだが(「王政の変革」を求めている)この軍政とバカ殿の動き次第では、とてつもない変化があるやもしれぬ。オレごときには全く読めないタイ情勢だ。引き続き注目していこうと思う。




20日(木)

パスポートを更新

今月いっぱいが期限だが、海外なんかどうせ当分行けないんだもん、今更新する必要は絶対無いよね。「新たに作る場合」に比べて「更新する場合」のメリットは「戸籍抄本が要らない」ぐらいだし、この先海外に行けない期間の分だけ有効期間が無駄になってしまう。でも10年経って65になったら、体力的にも経済的にもそうそう海外に行く余裕は無さそうだから、どうでもイイ気もするし、「きっと空いてるだろう」というのが一番大きくて、結局更新してきた。





パスポートセンターには「客」がオレ以外に一人しか居なかったので、申請は20分ぐらいで済んでしまったよ。まぁ、申請書(区役所に置かれている)や写真は前もって用意してたけどね。普段なら受付待ちの人達が30人ぐらい居るんだってさ!

今回失効したパスポートを10年前にもらった時には『オレもずいぶんジジイになったなぁ』と思ったもんだが、今日撮った写真に比べると相当若々しい(笑)とても充実した10年だったなぁ!

10年後に今日の写真を見て『若かったなぁ』と思うんだろうか。思うんだろうな。生きていればな(笑)
まさに「十年ひと昔」ですなぁ…




24日(月)

健康診断を受けた―「メタボ」を脱した

身長がいくつであろうと腹回りが86以上で、血圧やコレステロールの数値が高い者は、なんか指導を受けるんだよ。郵送されてくるクソくだらねぇ質問に答えたりしなきゃいけない。「室内でタバコを吸った場合、離れている人には影響無い。マルかバツか?」とかな。くだらねぇだろ?(笑)もっとも、途中から一切返事を返さなくなったけどな。それでも職場に電話がかかってきたりもするんだぜ。ウザイわー。

昨年は腹回りと血圧で引っかかってしまったので、今年は2週間くらいカロリーを控えたし、腹を自然な感じで引っ込めて85以下になる様に訓練した。実際去年より2kg減ってたんだけどね。そして検査当日はタバコを吸わなかったので、血圧も135だった。(去年は150)

コレですっかりオレ様は健康体というわけさ。ざまみよ!←(な、何かがおかしい…)
オレ




26日(水)

IHにした

9年半使ったガスレンジが調子悪いし、もう落ちない汚れがこびりついてしまい汚いのでIHに買い替えた。「掃除が楽だろう」「なんか面白そう」という理由である。使えると思っていた鍋がふたつ使えず、もったいないなぁと思いつつ、これも買い直した。確かに掃除はガスよりも遥かに楽だし、グリルがとてもデカイのがイイ。

今までのガスは結構高火力のものだったので、中華鍋をガンガン熱してガタガタ振って作る炒め物など楽しかったしウマかったのだが、IHは少々火力が不満だ。鍋振りすると(レンジから離すと)加熱しないし。でも病気で握力の弱い妻はデカイ鍋など元々振れなかったしなぁ。オレもこういうレンジに慣れればいいのかもしれん。「なんか面白そう」という部分はまだまだ分からん。色々いじってみようと思う。




28日(金)

安倍首相辞任

なにしろ評価したいのは、対中国・韓国への態度だ。昔だったらすぐに謝っちゃってたところを毅然と対応した結果、憮然とした失礼な態度で握手していた習は結局にじり寄って来たし、朴との間では慰安婦協定で合意するまでに進展した。この辺がスゴイ。(ソレをひっくり返しちゃう韓国という国もまた別の意味でスゴイが)

アベノミクスをあまり評価しない人も居るようだが「もしもあのまま民主党政治が続いていたら」を考えると空恐ろしい。この8年間、民主党は離れたりくっついたりを繰り返しながら「アベガーアベガー」と批判するだけでメシを食えたのだ。安倍には感謝すべきだろう。

なにしろなんでも安倍のせいなので「こんな大事な時期に辞めるなんて無責任だ」なんて馬鹿が居るんじゃないか?なんて夫婦で話していたのだが、何と早速来た。いわく「大事な時期に体を壊す癖がある危機管理能力のない人」だってさ。立憲の議員だそうだ。体を壊して死にやがれ。(言葉が汚くてすいません。同じ病の友人が居るので絶対に許せねぇ)


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