２日（水）
イマムラ君と飲んだ
食い道楽人間イマムラ君が通うドイツ料理店の店長がお勧めする焼き鳥屋が反町（たんまち）にあるという。ありがたくも誘ってもらったものの、鶏に限らず内蔵系がニガ手なので少々躊躇した。でも、おいしいレバーってのも食った事あるもん、店によってはイケるのかもと思い直してチャレンジだ！
結果からいうと、ハツなんか固くて嫌いなはずが、柔らかくておいしいではないか。鳥の種類と共に「鮮度」に非常にこだわっている店の様で、なんと内蔵系の刺身でもウマかったのには驚いた。
２軒目は横浜まで歩き、すっかりクラフトビールにハマッている彼の推す店で色々なビールを試す。日本のビールも外国に負けてないね。今日に限らず、イマムラ君のおかげでオレの「食」という所はずいぶん広がったと思う。大変感謝しておるよ。また頼むで！ |
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５日（土）
フィルムスキャナーを買った
昔のレコードやラブレター、写真のネガなどが大量に発掘され、すっかり「懐かしモード」に入っちゃったここ数日であった。そんでフィルムを何とかデジタル化したいので、ソレ用のスキャナーを買った。たかだか6,000円程度だ。
大変簡単にデジタル化できるものの、保存が悪かったのだろう、カワイイあのコの顔にブツブツができていたりするのだ。おそらくカビなんだろうな。ネガよりも写真の方が綺麗に残っているという、変な事になってしまった。これらのネガをきちんと処理した上でデジタル化するとなると、恐ろしく時間がかかるものと思われる。加えて「結婚して以降のネガ」もまだどこかに埋まっているはずなのだ。急速にデジタル化する気力が萎えてしまった。定年になってからやろうと思う。←（多分やらない（笑）） |
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| オレと父→ |
１１日（金）
カマタさんと遊んだ
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「久しぶりに飲みませんか？」と電話をしたところ「じゃ、いつものイクか？」と返されたのだが、「いつもの」というのはボーリングを指すようだ（笑）定期的に新聞の折込に割引券が入っているそうで、それを使うと3ゲームで1,000円もしないんだぜ。
1ゲーム目で166と、尻上がりに調子を上げたのに、2ゲーム目では9フレまでで90と、100すら危うい状態になったのだが、10フレでもたったの4本しか倒せず「もうダメだー！」という後が爽快で痛快だった。ジイさん二人でハイタッチした。 3ゲーム目も153となかなかで、本日の勝負はオレ様の圧勝。 |
| ←ターキーなんて何年ぶりだか分からん |
その後飲みに行ったわけだが、もう職場でオレを呼び捨てにするヤツなど居ないオレを今も「シライシ」と呼ぶのは、元クラスメイトや、今やもう定年になった職場の先輩達ぐらいなもんである。同年代との気安い付き合いもイイのだが、先輩には散々グチを聞いてもらったりして、今も甘えちゃってる自分を発見した。こっぱずかしい気もするけれど、今までの関係を思えば、むしろ微笑ましいのだが、この辺のニュアンスをキミらに伝えるのは難しいな。
「生の桜えびが好きなんだー！」とか言ってるので、車を持たぬ先輩に静岡へのドライブを提案。今月末に行く事になった。せめてもの恩返しである。 |
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| オレよりも見た目が若い→ |
１４日（月）
アライ君送別会
我が班に14年も居たバイトのアライ君が辞めると言い出したので、みんなが心配した。班の事ではなく、彼を心配した。対人恐怖症でスムーズな会話すら成立しない彼が辞めて、次の仕事など見つかるはずもない。オレも「辞めるのは止めないけど、絶対次の仕事を見つけてから辞めろよ？」と一生懸命説得したのだが、彼の意志は固く、先月で辞めてしまった。
班での送別会も固辞するので「彼の配達区を知ってるメンバーだけで」って事で集まった。なかなか本心を語らぬ彼だが要するに、全く使えぬ馬鹿バイトが二人も居るその余波とプレッシャーを彼はまともに受けてしまったのだろう。クソ真面目が取り柄な彼ならではの可哀想な事である。切ない。 |
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| いつでも戻ってこい→ |
２３日（水）
オレも尊者だったのか！
昔からリビングにある安物のタンスの底板がペラッペラなので、たわんでしまって引き出しが閉まらなくなってしまったんだよ。１年程前の話だ。底板の裏表をひっくり返すＤＩＹでもって一時は持ち直したんだが、早くもまたダメになってしまったので、結局新しいのに買い替えたわけ。
そんでまた色々昔のモノが出てきたんだけど、昔の定期券や校章と一緒に保管されていたのが右の写真だ。尊者「みうらじゅん」の展覧会で彼が学生証に落書きしてるのを見て『コレはスゴイ！流石だなぁ…』と感心したんだが、オレの高１の学生証がコレだもん。『オレも尊者だったのか！』という感じさ（笑）しかし今のオレがダメなのは、そういう事してた自分の事を、すっかり忘れちゃってる事だね。
「クソめんどくさい日々のアレコレ」にすっかり飲み込まれている感じで、昨晩なんか仕事の事を考えてたら腹が立ってきて、爆発しそうな感情でしばらく眠れなかったんだ。こんなの20年ぶりぐらいだと思う。学生証に落書きをするくらいの軽やかさと自由な心を取り戻したいと思う。現状のオレは色々と重すぎて、大変疲れている、そんな自覚がある。昔のオレから見れば、今のオレはまさに「つまらないオトナ」だと思う。 |
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２５日（金）
静岡に行ってきた
カマタさんと「生の桜エビを食べる」ためのドライブだ。片道2時間弱。桜エビといえば由比（ゆい）、という事で、その漁港にある「浜のかき揚げや」という店で生のどんぶりを食った。生を食べたのはたぶん初めてだと思う。正直あんまり期待してなかったんだけど、想像よりもうまかったよ。かき揚げは「まぁ、こんなもんか」くらいだったけど。
その後「三保の松原」や「広重美術館」ってとこ行ってから大和に帰り、いつもの店で飲んだ。土産で買って帰った桜エビでかき揚げを作ってもらったらクソうまかったよ。やっぱ揚げたて最強ですな。そんで上野に行ってた妻と合流して、彼女が運転する車でウチまで帰ったわけ。ものすごく充実した一日だったよ。こんな充実感は久しぶり。そういやカマタさんと妻はとても久しぶりに再会したんだけど、カマタさんが妻に敬語を使っていたのがウケた（笑）紳士なんですなぁ。
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| 味噌汁にも桜エビが入ってる |
残念ながら富士山はほぼ見えませんでした |
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２７日（日）
関内フードフェス＆ハイカラフェスタ
イマムラ君に誘ってもらい、行ってきた。「関内（かんない）」というのは、開港後にガイジンが住んでたエリアを指す言葉で、そこらにある飲食店が屋台を出すのさ。珍しいモノも色々あって、前回はモンゴル料理を食ったし、今回はジビエの店の鹿肉を食ったよ。
そして、このところクラフトビールにハマりまくってるイマムラ君が「買いすぎて困ってるので飲んで下さい」なんて馬鹿な事を言いつつ、保冷バッグに10本ぐらい入れて持ってきてたもんで、ありがたくいただいた。昼間っからゴキゲンになり様々な話題で盛り上がったのだが、さりげなく哲学的な、かなり深い話もしており、知的好奇心が刺激されたような心地良さがあった。大変面白かったッス。是非また。
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| こんなに持ってきた |
野毛のエロ映画館前 |
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２８日
妻が５５
毎年毎年「オレの妻が○○歳!?」というのを書いてて、オレ自身が飽きた（笑）同じ学年ながら妻が5月、オレが早生まれの3月なので、毎年妻が先に年上になるのだよ。オレは3月30日生まれだから「妻が」ってーか、同学年は皆オレより早く年上になるんだけどな。でもまぁ、このくらいの年齢になると、この「数ヶ月の差」は別に何も意味が無いような感じになってくるね。それに、妻もそうだが、今も付き合いのある同学年は「歳を経る事」に対してネガティブなイメージをあまり持ってないんじゃないかと思う。オレはそんな妻や友人達を誇らしく思う。
２９日（火）
救急車で運ばれた
通勤途上に片側2車線の左側をバイク（時速60kmぐらい）で走っていたところ、右斜め前を走っていた車がバーン！という音と共に瞬間的にこちらにはみ出しつつ停車したので、オレは弾き飛ばされ15m程ズザーッとアスファルト上を滑走した。メットがガリガリと音を立てていた事を覚えている。対向車線の右折車と、右斜め前の衝突事故に巻き込まれてしまったんである。コレ、本当に瞬間的に起こった全ての事ね。
呻きつつ歩道までよつんばいで這って行き、一番痛みを感じる左膝を見たところ、ズボンが大きく裂けて、膝が10cm程、丸く真っ白になってんだ。血も出てない。ただ真っ白いんだ。その後徐々に血が出て来てズボンが血に染まったんだが、あの白かったのは脂肪なのかね？？
割と大きな交差点なので人もそこそこも多く、目撃者や、世話焼きな方々など4人が警察や消防に連絡をしたり、オレ達ケガ人3人を励ましたりしてくれた。（通勤時間帯なので「わし関係無いもんね」という人の方が多いのは当然だとは思った）オレの斜め前を走っていた車の人は胸を打ったらしく、顔がみるみる青くなっていくので怖かった。
対向右折車の人が「すいません…前の車につい、付いて行ってしまって…」とか言って謝るので誠意は感じた。職場のヤナ（副班長）に電話したり、オレをずっと励ましてくれた40ぐらいの女性と話をしたり…10分程経ってようやく（渋滞の時間帯なので、かなり早いと思う）やって来た救急車は素早く怪我人の状態を診断し、顔が青い人の手首にレッド、誠意の人はイエロー、オレにはグリーンのトリアージ札を付けた。オレは段々膝以外に猛烈に肩の痛みを感じていたのだが、順番待ちで救急車に乗ったのは最後だったよ（笑）まぁ『命に別状は無ぇな』という自覚はあったけどね。 |
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| オレのトリアージ札 |
…こんな調子で書いていてはクソ長くなっちゃうの必至なのでハショッて結果だけ書くと（妻大活躍の長い一日だったんだ）「全治4週間」でした。左鎖骨の脱臼、左の膝と肘の擦過傷と打撲。事故当初に比べて夜の方がむしろ痛みは悪化しており、歩行が困難だ。とても2階の寝室まで行けないので、母が居た部屋で過ごすことにした。母のための介護ベッドや、トイレ等に付けた手すりをオレ自身が早くも活用するとは、全く予想外だったよ（笑）
オレを励ましてくれた女性には言えたのだが、その他の目撃者や世話焼きな方々、救急隊員には礼も言えず心苦しい。善人に幸あれ。そして重ねて書くけど命には全く別状は無いので、皆さんあまり心配せぬよう願います。 |