７日（火） 車を買った ウチの車は、買ってもう10年経つのだよ。色々とガタが来ているので買い替える事にし、マツダの「デミオ・ディーゼル」にしようと決め、マツダで一応の見積もりをしてからタイに行ったわけ。 タイから帰るとひどくションボリしちゃうのが常だが、今回は「車を買う」という高揚感で、さほどションボリ感が無かったので「半年に一度、車を買ったらイイじゃん！」と妻に提案したがハナで笑われた。 マツダでは今の車の下取りが5万だというので、ガリバーに行ってみたところ、オレの欲しいデミオの、走行距離2,000kmの中古があるという。しかもコレを買うなら、今乗ってるヤツの下取りは20万なんだってさ。まぁハショッて書くと「新車より40万円以上安く買えた」という話でウッハウハなんだけど、心配なのは「どうして2,000kmのモノを売っちゃったのかなぁ…」という点だ。 色はバイクと同じ赤だよ 「チョコレート・ファイター　バッドアス!!」 タイのテレビでやってるのを観てたら、言葉が分からないのにクソ面白かったので、ウチに帰ってからDVDを買ったわけ。主演は「チョコレート・ファイター」でビックリしたジージャー・ヤーニンだが、今作の監督は「彼女の魅力を出したかったんだ」というわけで、乙女チックな可愛い彼女が見られる半面、アクションシーンは「ファイター」に比べると、どうしても見劣りしてしまう。それにしても何でもかんでも「チョコレート」をタイトルに付けるのはどうなんだ。しかも「バッド・アス」とは。 タイで面白かったのは脇役の「濃さ」で、常に裏声で話すボスとか、鼻毛と眉毛ボーボーでパンツ一丁、小さなテンガローハットを頭に載せている人やら、明らかに「キル・ビル」をパクった敵のオンナ達も笑ったなぁ。「ゴーゴー夕張」みたいなヤツも出てくるんだぜ（笑）つまり、そういったタイ語が分からなくてもおかしい部分で笑ってたんだけど、字幕が付いててもあんまり印象変わんねぇや。そんでオレが笑ってたその辺がむしろ「くだらなすぎる」という評価でもって、オレの良く見る映画評サイトの平均点は10点満点で3点だぜトホホ。それでもオレは好き。★★★ しょうもないポスターだね １３日（月） カマタさんと遊んだ 詳細は書かぬが悲しい事があったので、隠居生活のカマタさんを飲みに誘ったところ「ボーリングをやらないか」などと言い出したので乗った。ふたり共に150前後のスコアなので素人としてはウマイ方なんじゃないか。2ゲームやって勝負は引き分け。60過ぎたジイさんと50過ぎのオレがハイタッチするのもなかなか味があってイイ。 その後飲みに行き、5時間ほど飲んだ。いやぁ、カマタさんはまだまだ元気だわ。「いや〜楽しかった。また頼みます」とか言われた。嬉しかった。こちらこそ。 ←負けて悔しがっている １４日（火） 居候が旅立った 居候の弟が望むような仕事がありそうでなかなか見つからず、候補地がだんだん遠くなるのだった。彼は障害競技をやる馬の飼育と、競技の練習をしたいのだ。最初は「小田原」だったのが、10日程前に夜行バスを乗り継ぎ面接に行ったのが、なんと岡山の山奥。雪が降る土地だという。 しかしそこに決め、今日旅立って行った。オーストラリアなら半年に一度帰って来てたんだけど、岡山だともう何年も会えないような予感があり大変寂しい。母もションボリしているよ。 楽しい２ヶ月だったなぁ… １９日（日） 競馬場初体験 そもそもギャンブルが嫌いだし、「太陽にほえろ！」で悪人がハズレ馬券をぶん投げる様なイメージがあって競馬場など興味が無かった。しかしアサクラ君が言い出したので中山競馬場に行ってみたところ、色々なイメージが変わったので紹介したい。参加者は写真の3人。 前日の段階で「スマホにアプリを入れておけ」という指示があった。口座からオンラインで入金し、いわゆる「馬券」もスマホで買えるのだそうだ。つまり「ハズレ馬券」すら無いんである。 中山がどこにあるのかすら知らなかったんだけど千葉だ。ウチから２時間もかかるので、これはもう旅である。春らしい、のどかな雰囲気の畑に囲まれた競馬場は非常に金がかかっており「豪華な空港」の様だ。入り口の印象が万博っぽいので少々高揚した。 聞いてはいたが、女性や家族連れも大変多い。子供用の遊戯施設も充実しているので、家族で一日過ごすなら、むしろ安上がりなのだろう。 三匹のオッサン しかし地べたやフロアの床に座り込み、競馬新聞に色々と書き込む酔っ払いが沢山居たり、灰皿があるのに周りが吸い殻だらけだったり、ゴミがそこら中に捨てられていたりと、「クズ野郎」が多いのも事実だ。 間近を疾走する馬は美しく、「体脂肪ゼロ、筋肉のかたまり」だ。弟の勤める牧場に居る馬とは違う、現役の競走馬なんですなぁ。パドックを見ても『全ての馬が速そうだ』としか思えない（笑） 一日に12レース開催される事も初めて知った。オレは全部で28枚の馬券を買い、当たりはゼロ。アサクラ君はトントン、ショーナイ君は1万ちょい勝った。まぁ、オレが損した金額はたかだか2,800円なので、おのれのセンスの無さを知るための良き授業料になったと思う。も、もちろん、負け惜しみじゃないんだからねッ！ なかなか上手に撮れているじゃろ？ 福岡で知った「とり皮」の店が東京に進出したので、そこに行ってみようぜ！というのが今日そもそもの目的。鶏の皮など嫌いなオレでさえとてもウマイと思った、福岡名物だ。 中山から電車を乗り継いで大井町まで移動する。記憶にある福岡の店より値段が高いようにも感じたのだが、なんとショーナイ君が競馬で儲けた1万円をポンと出してくれたので安上がりで済んだ。オトコだねぇ… 古くからの友人である彼らは、仕事や考え方等が三者三様なので、話をしていてむしろ大変面白いのだ。「オレの知らない視点」というモノを持っている。ここんとこ色々なストレスを感じている日々なんだが、彼らと話していて、ゆっくりと癒され、ほぐされる様な心地良さがあった。ホントありがたいッス。またお願いします。（ただし競馬はもうたくさんだ！（笑）） ひとり10本ぐらいペロッといける→ ２５日（土） 横浜でデートした 結婚するまで横浜のド真ん中、中区に住んでいたオレは「中区・西区・南区以外のヤツが浜っ子を名乗るな！」などと言っていたものだが、それに倣えば今のオレは浜っ子ではない。そんなわけで今日イマムラ君に「昼間っから中華街に行きましょう」と誘われたのを機会に、久しぶりに以前住んでいたあたりを歩く事にした。あまりに久しぶりなので、おのぼりさん気分である。 土曜日という事で人だらけの中華街の本通りを横に入り、さらに曲がると人が途端に少なくなり、イマムラ君が見つけた中華料理屋は「知る人ぞ知る」という感じの店だった。台湾の野菜を使った炒め物や「蒸しクレープ」なんちゅう、食べた事の無いものが、お手軽価格で食えるウマイ店だったよ。 山下公園・イマムラ君のポージングが若い 今日は夕方にも予約した店があるそうなので、一日一緒に遊ぶ、つまりコレはデートだ。彼にも付き合ってもらい、元オレんちを通り山下公園に行く。ウチのあたりはすっかり様変わりしていて、懐かしさもほぼ無い感じだ。そして山下公園は、横浜に住んでる若者なら誰しも必ずデートするであろう公園で、オレも10代の頃、当時のカノジョと愛を語らったわけだが、そんな記憶ももはや遠くなりすぎて、今や夢よりも不確かな、SFとかオカルト並みの不確かさである。そんな事がオレにも本当にあったんだろうか？間違った記憶なのではあるまいか？仮に本当だったとしても、あの可憐だったカノジョ達も今や50だ。もうコレは「宇宙のファンタジー」と言っても良かろう。何を書いているのかオレ自身サッパリ分からんが。 夕方までまだ間があるという事で、イマムラ君が「ウチに行きましょう」というので、長い付き合いだが初めて彼のウチを訪れた。オレの飲んだ事の無いビールや、一本2万円もするウイスキーを飲ませてくれた。もんのすごウマかったが、オレを酔わせて何をしようというのだろう。今日は普通のパンツしか穿いてない。 予約をして夕方から行った「昼間は大行列のラーメン屋」は、バリ固嫌いなオレにはイマイチな店だったが、デートのチョイスとしては素晴らしかったと思う。彼の「企画力」を改めて知った次第。昼間っから飲んでいたので20時過ぎにはお開きとなったのだが、彼はなんと5時まで飲んだそうで若いよなぁ。こんなオジサンでも…イイの？ 高島屋限定のウイスキーだそうだ 長いこと一緒に居たので、色んな話をしたなぁ。最近あったオレのストレスなんかもペラペラ話してしまったよ。今となってはちょっと恥ずかしい気もするが、「誰かに聞いてもらう」というのは、すいぶん気持ちが楽になるもんだなぁ。コレに懲りずにまたお願いします。次は勝負下着で行くので。こんなオジサンでもイイなら…←（いい加減にしないと彼に怒られそうだ（笑）） ３０日（木） 誕生日である 母や妻や子から酒をもらった。オレなんかとりあえず酒をもらえば喜ぶので、送る側としては楽だよなぁ（笑） 53になったんだけど、感慨など本当に何も無い。しかし何というかなぁ… ココに書くのは難しいな。平穏無事に何事も無く日々を過ごすというのは、なかなか叶わないものですな。色々とめんどくさい。「人生はそんなもんだ」とブッダも言ってる事だし、ただ「受け入れて」生きていこうと思う。まぁ人生50年だと思えば、今はもうオマケだし、色々とマンネリなので、何かあった方が刺激的ではあるんだが…正直めんどくさい。ひたすらめんどくさい。全部うっちゃってしまいたい。そんなわけで今夜もまた飲んでしまうのだった。一人おとなしく飲んでいるので、誰にも文句は言われたくない。ブッダは酒を厳しく禁じているけどな。 ウイスキー、ワイン、日本酒が揃ったよ！→

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