２日（金） もうすぐリゾート ５日からタイのプーケットに行きます。あの津波で多くの人が死んだところだけど、タイが好きなオレらとしては「だからこそ行かねば」とも思うのだ。今日たまたま見たＢＳでタイの大使が出ておって「ぜひプーケットにも遊びに来て下さい」と言っていたので「行くよ！」とテレビに答えたヨ。 さて、以下は今日メシを食った後に「かっぱえびせん」を食い、さらにチョコレートまで食いだした妻を見ての夫婦の会話ッス。 オ「オイオイ、いいのかよ。タイで水着着ねぇのかよ」 妻「水着買ったよ！」 オ「えッ？着るのッ？大丈夫なのッ？」 妻「ビーチで白人のスゲーオッサンオバサンばっかの写真を見たんだ」 オ「安心したのか」 妻「安心した」 オ「そうか……（じゃ、オレも水着着ようかなぁ･･･）」 こんなトコらしい あぁ、待ち遠しいなぁ。タイも車も大阪も待ち遠しくて日々ウキウキ。こんなこた滅多に無い。 １１日（日） タイに行ってきたよー プーケットに３泊、バンコクに１泊だ。同じタイとはいえ東京と沖縄ぐらい違っており新鮮で面白かったッス。 プーケットではただビーチがあるだけの落ち着いた場所にあるホテルに泊まったんだ。黄色人種はオレら以外に一組日本人を見ただけで、欧米人ばっか。それもオレらの親の世代が滞在型で夫婦のんびり過してるのね。オレ、欧米人の奢った感じが大嫌いなんだけど、とってもジェントルな方々ばかりで、大変居心地の良いホテルだったよ。「もう一泊したい」と思ったくらい。 懸案だった「水着問題」ですが、そんなジェントルな方々は例外無く貫禄があり、妻などほっそり見えました。オレなんか貧弱な坊や。「もっともっとビールを飲んで貫禄を付けねばならぬ」と改めて心に誓った次第。 ホテルの外では「プーケット・ファンタシー」という施設で「ラスベガス式」のショーを観たり（コレは凄かった。感動した）バイクを借りて二人乗りで色々走ってみたりしたよ。のんびりしつつも大変充実しておった。 その後バンコクに移動して一泊。この街は何度も行ってるのにどんどん変化しており知らないビルもいくつかあったな。それから初めて行ったルンビニー公園脇のナイトバザールというのが面白かった。みやげものもボッタクリ価格ではないし、サッカーコートぐらいある巨大なビアガーデンみたいな所があって、周りを屋台が囲んでてな。食ったものも皆うまかった。もう一度行きたい。 話はプーケットに戻るが、バイクで道に迷っちゃったんだ。大雑把な地図しか持ってなかったからね。島と言っても伊豆半島ぐらいのスケールで結構広い。「異国で道に迷う」なんて場合、パニクッちゃったり相手を責めたりする人も居るじゃん？昔ニューヨーク〜ワシントンを車で走った時、一緒に行った友人がそうだったんだ。オレはこういう時は逆に「楽しいなぁ」と思うし「まぁ何とかなるよ」って感じなんだけどな。 で、妻と地図を眺めて「大体この辺かなぁ」なんて考えてた時、彼女が「まぁ何とかなるよ」と言ったのだ。オレは「こういう女だからこそ２０年一緒に暮らせたんだよなぁ」と感慨深くその言葉を噛みしめておった。彼女にはナイショだが。 ちなみにこの後はオレの卓越した現在位置認識能力と研ぎ澄まされた方向感覚でもってバッチリ目的地に到達し鼻が高かった。オレってスゲー！ えーと、そんな旅でした（笑） こんな旅があと何回できるのかなぁ。人生は短いなぁ。 いや〜食った食った １５日（土） 車が来たよー＆「ららぽーと横浜」オープン 車が来たので晩メシ後に妻と成とでドライブに出かけた。 ウチから１０分ほどのところに「ららぽーと横浜」というバカでかいショッピングモールができたので、そこに行ってみた。店舗数が３７０だそうで（映画館もある）本気で見てまわったら一日かかりそうだな。オレら閉店まぎわに行ったんだが、それでも多くの人で賑わっておった。昼間はららぽーと渋滞も起きたらしいよ。ほんの一部を歩いてみただけだが建物等のデザインがシャレててイイ感じだった。シャレた感じってオレは「ケッ！」っと思ってしまうんだけどイヤミな感じじゃなかったよ。映画もここで観る事になりそうだし、店の方もそのうちゆっくり行ってみようと思う。 で、車の感想ね。 皮のシート等、高級感にホレて買ったわけだが実際に走ってみると、そんなことより軽快な走りが心地良い。なにしろ前乗ってたシビックが平成７年のリーンバーンエンジン（省燃費の非力モデル）だったし、その前はワンボックスだったので余計にそう感じるんだろうな。シビックより車体は小さいのに室内が広いのもスゴイと思う。エンジンがコンパクトになったんだろうな。その他にもキーレスエントリー等目新しくて面白い。ハードディスクのＣＤレコーダーも付いているんだけどその操作が難しいもんで、まだ当分イジって遊べると思う。いやしかし、女房と靴下と車は新しい方がイイなぁ〜（笑）大満足！ 色は白だ １６日（金） 母とドライブ 今日は非番だったので母と一緒にドライブに行って来た。三浦半島にあるウチの墓参りをダシに三崎に行ってマグロを買おうと、そういうドライブ。途中高速道路を走るんだけどパワフルだし音も静かなので知らないうちにスピードが出ちゃって慣れるまで困った。母が乗っているので無茶な走りなどしないが、それでも「車の楽しさ」ってもんを久し振りに感じたなぁ。もうすぐ成と行く大阪が楽しみだ。 三崎のマグロは安いのでバカバカ買ってしまうんだが、いくら安いと言っても出て行くトータルの金額はデカイわけで、今ちょっと後悔しつつ飲んでます。まぁウマイからいいや。 ウチの墓掃除とお参りが済んだ後、母が遠くで何かやってるので見ると、周りの墓に供えられたまま枯れた花を集めて廻ってんだよ。でっかいビニール袋いっぱいに集めてた。オレは「かあちゃんは間違いなく天国に行くなぁ」としみじみ思ったよ。 あ、あとね、こないだ行ったタイの写真を「旅のアルバム」にアップしたので見て頂戴。今回はビデオを持たずデジカメだけだったので沢山写真を撮ってね。本当はもっと見せたい写真がいっぱいあるんだけど、ほどほどにしときました。 ２１日（水） 大阪より 朝６時過ぎに出発したがずっと順調で、１時頃宿に到着。早すぎてチェックインもできないので大阪城をゆっくり見学したあとホテル入り。昼寝をしてから地下鉄で繁華街に突撃した。通天閣のあたりと道頓堀のあたりをフラフラ歩いて串カツとラーメンを食った。大阪に初めて来た成は色々細かい発見をしては「文化が違うな〜！」と、大変面白がっておった。オレは通天閣のあたりが初めてだったんだが大変面白かったよ。大阪は今経済的にヘナヘナらしいけど、そんなの関係無い勢いがあった。成曰く「どの店もパチンコ屋のテンション」（笑） 明日はいよいよ万博公園。太陽の塔の中に入ります。 大阪や！ ２２日（木） 良かった〜 去年香港に行った時にホテルの廊下で中国人が大騒ぎを始めたのでビックリしたが、なんと大阪でも中国人が大騒ぎをしており、叩き起こされてしまった。ドアを開けて非難の目を向けたがなんにも感じなかったみたいで無視されてもうた（笑）「人に迷惑」って意識が無いのはもちろん、目が合って微笑むような感じも無いんだよなぁ。なんかもう「パブリック」という意識が無いっつーか違うんだ。団体で自分ちみたいにゲハゲハ騒いでんの。成もビックリしたみたい。ＫＫＲって本来公務員が泊まるとこなんだがなぁ。参った。 気を取り直し万博記念公園に突撃。愛知万博に行ったりウチで大阪万博のＤＶＤを観たりしてるので成もそれなりに興味があるらしく（こんな高校生今どき居ねぇよな（笑））オレは嬉しくて色々講釈をした。「太陽の塔」内部見学ツアーはやっぱりオレと同年代の人が多かったように思う。入れたこと自体が嬉しいが、ものすごく寒かったのが印象に残った。 その後鉄鋼館で当時の万博グッズを観た。万博バカなら誰でも知ってる白井氏の集めたグッズを彼の解説で観てまわる。当時のスタンプ帳や雑誌等ドンドン手にとって観てください、写真もドンドン撮ってくださいという態度が素晴らしかった。ドンドン撮った。 成は「太陽の塔ピンバッジ」を買って学校に付けてゆくんだと。こんな高校生、関東でも一人ぐらいしか居ねぇだろ（笑） そもそも妻が仕事休めないというので成と二人で行ったんだが、息子と二人旅なんてこの先そうそうできそうもないしね。「面白かったなぁ〜！」と二人で言える、そんな旅ができて、ホント、良い思い出ができました。色々な面で息子の成長も感じ、そういう意味でも嬉しかったよ。 1000キロ走ったがベリーサも快調で、そういう部分でも面白かったッス。大変充実した二日間だったよ！ ２３日（金） 「シャレード」 「シャレたサスペンス」という感じなんだろうか。今でもカッコイイなぁと思えるカットなどあったし音楽が素晴らしくて古さをあまり感じない。どんでん返しなんか当時はかなり斬新だったんじゃあるまいか。２５万ドルの在処は？ってトコも面白かった。ただオレにはその「オシャレな部分」が鼻に付いてな。着てる服はみんなジバンシーだそうだが「んなこたどうでもいいよ！」、洒脱な（？）会話も「スカシてんじゃねぇよ！」という感じ。大した理由も無くすぐ男に惚れちゃってブチューっとキスしたり（直接的な描写は無いが）寝ちゃったりする、オレには理解不能で感情移入しにくいバカ女が主人公なので、もう台無しな感じ。そういう設定だから感じてしまう部分もあるんだろうが、どうもオードリーが女性としての魅力に欠けるんだよなぁ。５０年代の若々しいオードリーは本当に素敵だと思うが、花の命は短いなぁ。まだ３０半ばなのに、もう枯れはじめてるもんなぁ。あくまでオレの主観だがね。 脇役が豪華だ ２５日（日） ニッポンは自由だなぁ …と思った放送　→外山恒一サンの政見放送 ２６日（月） 探検「ららぽーと横浜」 オープンから１０日経って客足も少しは落ち着いたろうとバイクで行ってみた。が、しかし思惑は全くはずれ、人だらけで疲れたよ。平日なのにどうしてこんなに暇ジンが沢山居るのかね。（オレもだけどな）人ごみの中３７０もの店を見てまわったが、殆どはオレには興味の無いファッション関係の店だし、食いモノ屋も映画館も行列だ。一番ちゃんと見た店は「東急ハンズ」だもん。これじゃ「ららぽーと」に来た意味が無いぜ（笑） 人ごみが嫌いなのであぁいうトコ殆ど行かないんだが、今日は人々の活気に当てられたのか、なんか気分が高揚しちゃったようでな。本を６冊とコショウをガリガリするヤツと水筒と新しいピッチを買った。わしったら単純ネ。 色々買っといてナンだが、とにかく人が多すぎるよ。たぶん当分来ねぇなぁ。 ３時間居た ２７日（火） 「４０歳の童貞男」 品の無いタイトルだなぁと思ったが、原題も「The 40 Year Old Virgin」だそうで忠実なんだな（笑）主人公は電器屋でまじめに働くイイヤツなんだが過去色々な失敗をし、今も童貞。ソレを知った悪い仲間達の励ましやらアドバイスなど得つつさまざまなエピソード等ありーの、結局はヒロインと結ばれるまでの話。フィギュアを集めてるオタクで「エイジア」のポスターを部屋に張ってるのがオレ的にはすごくウケた。まぁ全般的には爆笑という感じではないな。でも多くのシーンでじわじわと面白い。男は誰しも童貞だったわけで、童貞ならではのバカバカしい妄想等「男なら分かる」場面もある。でも「４０まで童貞」という感じはちょっとオレには想像しにくいし、いくらなんでもコンドームの付け方ぐらい知ってんだろうと思う。それからエンディングが唐突にミュージカルなのがちょっと違和感があった。 「セックスなんかしなくてもイイんだ」なんて主人公は言うのだが、半分本心であり半分は強がりだ。本当に大事なことはソレじゃないが、ソレもやっぱり大事だね、という事なら同感だよ。配偶者や恋人と観ることを薦める。（子供とは観るなよ！（笑））ヒロインのキャサリン･キーナーという人が４５歳なのに大変セクシーでグー。 ３０日（金） 吹奏楽部コンサート 成所属の吹奏楽部コンサートだ。彼のプレイを見続けてもう５年になるのだが今回が一番良かった。彼個人が良かったというわけではなく（彼のソロは可哀想にハチャメチャだった）全体としてね。数日前でさえ全くまとまりの無い演奏だったそうだが、まぁ色々あって２日前、急にガンとまとまったそうで、その時成は感動してポロポロと涙が止まらなかったんだそうだ。そういう話を聞いてたせいもあるんだとは思うが、みんな一緒に心をひとつにして丁寧に一生懸命演奏していたように感じ、オレも感動したよ。成は「テクニックよりも気持ちだ」と分かったんだってさ。ヤツぁイイ経験してるなぁ。個人的な達成感も大事だが「ハーモニー」を知ったというのはもっと大事だよなぁ。 一生付き合える素晴らしい仲間ができたんじゃないかね。青春はこうでなくちゃな。 「お祭り」がテーマの曲を演奏中 そんで去年もそうだったんだがコンサートの日はオレの誕生日です。今年で４３になった。去年より更に何の感慨も無ぇなぁ（笑）母はワインと高そうな焼酎をくれたが妻はもう何をやろうかホトホト困ったようで「何がいい？」と訊くので「発泡酒を一箱くれ」と答えた（今ソレを飲んどる）オレも今年妻に何をやればイイのか分からんよネタ切れだよ。どうしよう。花かね。ダメかね？でもやっぱモノじゃねぇよな気持ちだよな。テレパシーでイイかね。喜ばねぇよな。っつーかそもそも伝わんねぇよな。どうしようかな。（なんだよこの文章） ３１日（土） タイで使ったカード代金 プーケットの高級ホテルで使った１時間のマッサージ代と、ディナーん時の２人でそれぞれ飲んだカクテル代をカードで支払ったんだが、昨日その請求が来たのだ。ケッコン２０周年ということでリッチな気分で頑張って発奮したものなのに、トータルでなんとたったの２９００円。オレの感覚じゃ「２万円弱」ぐらいな感じだったんだが。 タイはイイなぁ。また行きてぇなぁ。

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