■ 5月


 この月のファイルは、オレの手違いで消してしまってなぁ。以前もそんな事があって、その時はどうにかに残っていたキャッシュでもって復活できたんだけど、今回はダメだった。なぜかキャッシュが無い。

 これを書いてるのはもう8月なんだが、残ってる写真をもとに思い出しつつまとめてみよう。


5月に入ってすぐ、日あたりの良くなった庭でバーベキューをやったんだな。を感じる心地良いバーベキューだった。庭に覆い被さっていた高いフェンスが無くなり、庭のたたずまい自体がえらく新鮮。日が当たるという事だけでみんなの心が楽しげ。イイねぇ。



9日はじっちゃんの誕生日で、オレはリンゴ酒を作ってプレゼントしたんだ。ホントは梅酒を作りたかったんだが、梅の季節にはまだ早過ぎたようなので、しかたなくリンゴ酒。5月のリンゴなんか美味くないんだけど、二ヶ月経っての出来上がりは大変美味かった。材料はリンゴ、レモン、果実酒用ブランデーと、氷砂糖だな。分量はブランデーに書かれてたが忘れた(笑)スマン。果実酒の甘ったるいのはキライなので砂糖を減らそうかとも思ったが、リンゴがあまり甘くないのでそのまま作ったらちょうど良かったよ。



13〜19日

 四国に行ってきた。詳しくは「バイク旅」を参照よろしく。雨にたたられた旅だったが結構達成感があった。これは全国制覇という気持ちと共に、行き帰りの船の中で読んだ本の影響が多分にある。小林よしのりの「ゴーマニズム宣言」と、吉本ばななの「キッチン」だ。「強くありたいオレという『個』と、その上での他者との関わり」みたいなことを感慨深く船上で考えた。いまだうまく言葉に出来ないんだけどね。

「キッチン」は前からなんとなく気になってたんだけど、読む機会が無くてなぁ。旅の前に行った古本屋で100円だったので買ってみたわけよ。同世代のばななの文章はオレのイメージする純文学とは全く違っており文章が新鮮だし「大島弓子っぽいので妻も好きかも」なんて思いながら読んだ。読後感が清々しい。もっと早く読めば良かったよ。しかし難点がひとつあってな。可憐であろう主人公を想像しながら読んでるオレの幻想をぐわっと現実に引き戻す、表紙をめくったとこにあるばななさんの写真がどうにも・・・スマン。
コレがソレ。



 四国旅が終わったら新しいバイクが欲しいなぁと思ってたんだよ。大蔵省の妻は「そんな金無い」とつれない返事だったので諦めかけていたら、実は隠し財産がある事が発覚し、買ってもらえる事になったのだ。早速バイク屋に行き予約してきた。来月初めにはやって来る予定。ひゃっほ〜!

 えーと、まぁ、こんな5月でした。
 思い返すとたいそう良い月だったじゃん!

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