１日（火）
「ポンペイ展」を観に行った（加えて空也上人）
小学低学年の頃にたくさん読んだ「なぜなに学習図鑑シリーズ」に出ていた「ポンペイで火山灰に埋もれちゃった人の石こう像」が恐ろしくてヒジョーに深くオレの記憶に残っているので、夫婦で上野まで「ポンペイ展」を観に行った。
死んだ瞬間の様子が克明に残っているのも怖いが、石こう像の内部には骨が入っていると最近知ったのでなお怖い。 |
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まぁでもね、この展覧会の主眼はコレじゃなくて、当時の文化や芸術の展示がメインで、コレが本当に素晴らしい。日本で言えば弥生時代だもんなぁ（笑）いくつかの都市を巡回するらしいから、キミんちの近くでやるなら観といた方が良いぞ。
なんと別の特別展では「六波羅蜜寺」の仏像が勢揃いしており、今あの寺に行ったら、仏像なんにも無いぞ（笑）仏像好きなら誰でも知ってる「空也上人像」が目玉。夫婦で寺に行ったのは１５年ほど前で「お久しぶりです」という感じ。コレを作った康勝（こうしょう）という仏師は、運慶の子なんだと今日知りました。 |
上野公園を通って「アメ横」に行ったんだが、なんともう桜がちょこちょこ咲いていた。フルムーンから帰って以降、こちらは本当にポカポカ陽気が続き、すっかり春めいていたし、忌々しい事に花粉も感じる。
今年の春の訪れは「オレの隠居」をも意味するわけで、いつもの春とはまた違う喜びが感じられる。いよいよカウントダウンな感じがするよ。←（既に遊んでばっかだけど！（笑）） |
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５日（土）
スズキが謝りに来た
「大気が不安定」だという今日の夜、突然降りだした大雨の中、スズキの店長がずぶ濡れになりつつウチに謝りに来た。オレは紳士なので「いや、あなたのせいじゃないのは分かってます。ご苦労様です」などと言ったのだが、値引き云々が一切無かったのはちょっとガッカリした。クソうるさい客相手だったら１００万ぐらい値引きしたのではなかろうか。紳士ってのも損だよなぁ。しかし紳士は「損」など気にしないものなのかなぁ。紳士的振る舞いがよく分からんなぁ（笑）
「工場から販売店への連絡が月イチでは、待たせている客への説明ができぬ」という各販売店の要望で、週イチになったとの事で「月曜日にまた連絡します」だそうだが、あんまり期待してない。 |
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６日（月）
車の誕生日が分かった
スズキから「１９日に生産される車がウチに来る」と電話があった。店長がオレより嬉しそうなのが面白かった。月イチで毎回「まだ納車の見込みが立っていません」と報告し続けるのが余程苦痛だったのだろうと想像する。
「納車は４月の初めになりそう」とのことで、オレの隠居のタイミングとダブるのが何か象徴的な気もして、５か月も待つことになったのも『ソレならソレでイイかなぁ』と納得してしまう。楽しみだなぁ！
７日（月）
やっちまった
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オレの仕事の相棒「ホンダ・スーパーカブ」の走行距離が間もなく「５万５５５５キロ」になりつつあるのが、相棒からオレの隠居に向けての「ゴー！ゴー！」という声援のようにも思えたので、その瞬間の写真を撮ろうと思っていたのに、気が付いたら写真のようになっていたのだった。常に仕事に集中しているクソマジメなオレ様ならではの大失敗と言って良かろう。甚だ悔しいのだがどうにもならぬ。スッパリ諦めるでR。 |
９日（水）
院展に行ってきた
「院展」とは日本美術院が公募した日本画の展示会だ。年に２回で今回が１０３回目だそうだ。前回も思ったが、「日本画」と呼ぶにはどうも納得できない部分がある。ものすごく写実的な絵なんか、とても日本画とは思えないもんなぁ。
写実的な表現は、ものすごく乱暴に言ってしまえば、根気さえあればある程度描けると思うんだ。でも太い筆でぼたっと顔料を置いた大雑把な筆使いでも、とてもモノの質感が表現できてたり、木々の細かい葉っぱまで見えるかのような、そんな絵がスゴイなぁと思うので、参考のために近付いたり離れたりして観察し、ひとり唸っていた。とてもオレには描けそうもなかった（笑） |
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１６日（水）
隠居祝いをやってもらった
他局に転勤したミズちゃんとシダちゃんが「飲みましょう」という場を作ってくれたので行ってきた。オレの隠居を祝ってくれるのだそうだ。皆５０を超えているので退職後の事を具体的に考え始めており、昔だったら考えられないような話題で飲んでいるのが、とても感慨深かったよ。オレは退職する先輩として「資産形成とかリスク分散を考え始めた方が良いぞ」なんてアドバイスをした。何もしてなかったからこそのアドバイスである。まぁ、ゲハゲハ笑うようなバカ話でも盛り上がったけどね（笑）
仕事自体はクソつまらなくなってしまった職場だけど、入局以来ずっと仲間には恵まれていたなぁと改めて思う。まぁ、班でも送別会をやってくれそうなので、そん時またこのふたりにも会えるとは思うのだが、別れ際にはちょっと寂しい気もしました。 |
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２４日（木）
大島に行ってきた＆ワールドカップ出場決定
ジェットフォイルで大島まで行くツアーを新聞広告で見つけたので行ってきた。子供の頃から「水中翼船カッケー！」という気持ちがあったので。椿まつり期間のツアーで、メシも付いてたったの9,000円である。
水中翼船はボーイング製だそうだ。８０キロで走るので船としてはベラボーに速いが、新幹線の方がずっとコーフンする。久里浜から１時間だけど、すぐに退屈してしまった（笑）
オレたち夫婦は花を愛でる気持ちが無いので椿まつりなど退屈だし、昼飯もソレナリだったが、雄大な三原山やものすごいスケールの断層は面白かった。この値段なら十分納得のツアーだ。オレ達、国内のツアーって初めてだった気がするけど、バスの運転手さんの話術が巧みで面白かった。あの噴火の頃の思い出話なんか、とても引き込まれました。 |
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| 三原山だよ |
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ウチに帰ってサッカーワールドカップ予選をダゾーンで観戦。森ポー監督は前の試合ぐらいからメモを取らなくなっていたので『ついにメモが結実したのか！』と思っていたが、監督の選手起用がハマった衝撃的な完勝であり爽快。予選通過ですわ。
解説をしていた岡田元代表監督が現監督森ポーにこう言ったそうだ。「批判される側はソレによって成長する。でも不思議な事に、批判する人は成長しない。自分が成長するのを投げうってまで批判してくれるんだ。ありがたい事だよ」
オレはゲラゲラ笑った。サッカー雑誌の評論家なんかが最初の３戦終わったくらいで「森保監督を解任すべき」と散々批判してたんだ。実際「辞めようと思う」と吉田キャプテンには漏らしていたという。良かったね森ポー。おめでとう森ポー。 |
３１日（木）
誕生日＆退職
昨日は誕生日と最後の出勤が重なり、色んな人に色々なモノを頂き嬉しかった。概ね酒関係なのが皆さん分かってる感じで面白い。局からも記念品がもらえるのだが、ソレもビールにちょうど良さそうな「金のゴブレット」ってんで笑った。
班のグループLINEでは皆がひと言ずつ書いてくれており、妻が「コレは一種の寄せ書きだね」と言っていたが同感だ。ありがたい事ですなぁ。消さぬよう注意しないとなぁ。 |
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今日は朝イチで区役所に行き、退職後の健康保険や年金の切り替えを相談したが、元職場から「離職を証明する何か」が送られてこない事には何も始まらないようで、ソレは２・３週間かかると総務で言われており、つまり当分は本当に何もすることが無い。
続けて運転免許の更新に行くと、久しぶりのゴールドなので講習時間も３０分と短く、たったの１時間ちょっとで新しい免許をゲットした。区役所も免許センターも大変スピーディで感心した。みんな公務員を目の敵にしていじめないでやって欲しい。
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