■ 2月

12日(水)

タイに行ってきたよ〜!

毎回タイに行くと過ぎ去る日々の速さに愕然とするんだが、ウチに帰って写真やビデオを見返すと「長い事休んだな〜」と思う。この辺がどうも不思議だ。何度も行っているのに今回も内容が濃かった。「初体験」がまだまだ色々あったので。今回の旅で色々感じた事を羅列してみようと思う。





今回もチャーターしてあった車で、バンコクの空港から約2時間かけて「パタヤ」という海岸沿いの街に行き、一週間過ごしたよ。

そんで初めてパタヤの大きな魚市場に行ってみた。そこには「市場で買ったものを焼いてくれる店」というものがあり、市街地のレストランで食べる半額以下の値段でシーフードが食えるんだ。例えばレストランで500gで700バーツ(2,500円ぐらい)する手長エビが、ココでは焼き代含めて200バーツ以下(700円ぐらい)で食える。市場で売られている多くのモノがまだ生きており、鮮度抜群でクソウマかったよ!





イカと手長エビを食ってから、素人目にも新鮮なアジを買って帰り、宿で食った。万能のスイスアーミーナイフで捌いたのだが、コレがなかなか難しい。『包丁って、捌きやすくできてるんだなぁ』と逆に感心した。中骨をナイフ付属のピンセットで取ろうとしたが、ヘナヘナ過ぎて全然使えない(全然「万能」じゃねぇなぁ!(笑))中骨ゾーンを細く切り取り、捨てた。市場で売られていた千切りのショウガと、コンビニでも売られているタイの醤油で食った。日本の醤油とほとんど変わらない。自分で捌いた刺身をタイで食うなんて初めて。うまかった。





たまたまなのかもしれないが、同性愛モノのテレビドラマをふたつ観たんだ。「オトコ×オトコ」と「オンナ×オンナ」だった。オカマがマックのレジにも普通に居るような寛容な国なのに、同性愛というのは未だ一般的には受け入れられていないようで、ドラマのトーンとしても結構シリアス。そんな主人公が「キスをしたい。でもいけない」と葛藤するシーンで着ていたのが写真の「本物のオリジナル」だ。この服のせいで日本人のオレにはその葛藤が全然入って来ない(笑)

で、「SINCE EVER」は「以来」だそうです。でもきっと日本人も、英語圏の人から見てマヌケなTシャツ着てんだろうな。






パタヤからバンコクに移動し定宿に行ったところ、後で詳しく書くけど中国人客が全然居なかった事や、オレら常連だからだろう、「キッチン付きのリビング+ベッドルームふたつ」という部屋にグレードアップされていたので、夫婦それぞれキングサイズのダブルベッドに一人づつ寝た(笑)まさに王様気分だ。コレで朝食付いて、一泊ふたりで7,000円弱なんだぜ!

しかし遠くを見た時の大気の様子がヤバイ。バンコクのPM2.5ヤバイ。今回は3泊しかしないから良いものの、こんなとこに住んでたら、妻は喘息発作が出るんじゃなかろうか。バンコク、ヤバイ。





今の世界的な関心事はコロナウイルスだし、バンコクではPM2.5だったんだけど、バンコクに移った頃、軍所属の男がショッピングモールで銃を乱射して、一般人も含めてバンバン殺しちゃう事件が勃発し、テレビも騒然としておった。膠着状態の夜中もずーっと中継。夕飯を食いに行った食堂のオバちゃんが食い入るようにテレビを見てたりもした。(浅間山荘を連想した)

結局死者29人・負傷者58人という、タイ犯罪史に残るであろうスゴイ事件になってしまった。まぁバンコクから遠く200km離れた所の話なので、オレらは全くの傍観者だったんだが。





ウチで欠かさず観ているBSの「迷宮グルメ・異郷の駅前食堂」でヒロシが訪れていた「マハチャイ」という街に行くために、タイの国鉄に乗ってみた。ココは西に40kmぐらい行った漁港の街だ。出発駅のホームにお店が立ち並んでいたり、滅茶苦茶に電車が揺れたりするのがたまらなく面白い。日本の保線技術の素晴らしさを改めて思う。動画をふたつアップしたので観てみてくれたまえ。下の写真をクリックすると、それぞれ動画が再生されるはずだ。「出発時のホームの様子(左)」と、「ものすごく揺れてる車内(右)」だ。


マハチャイではレストランでシーフードを色々食った。新鮮なのでうまいんだけど、バンコクと比べても、さほど割安感は無かったな。そんで、片道たかだか1時間のディーゼル車だが、往復でクタクタになった。こっちでの一日の歩数は、せいぜい5,000歩だったのに、この日は16,000歩を超えていた。あまりの揺れにスマホが誤作動したくらいの揺れだったんである(笑)ちなみに日本で電車に乗っても、歩数には全くカウントされません。

写真をそれぞれクリック。動作が少々遅いかもしれぬ。気長に待って観てくれ。





羽田の出国時に『いつもよりも全然人が少ないなぁ』と思ったのは、中国人がほぼ居ないからだったんだ。あまりにスムースで痛快だった。そんでタイでマスクをしているタイ人など少ないのだが、逆に中国人は必ずマスクをしており、それはつまり彼らが「移されたくないから」なんだけど、同じく「移されたくないオレら」としても喜ばしい。つまり、中国人から移されるというリスクは、彼ら自身が一生懸命防いでくれているのだ。そんなわけでオレはタイでは全くマスクなどせず過ごしたよ。写真左はバンコク中心部でみた「中国頑張れ!」のモニター広告。

タイ出国時も、いつもなら大行列なのに待ち時間は何とゼロだ。(写真右)中国人が居ないと、世界はこんなにも快適なんだなぁ。でも、こんな事は今回に限った事なんだろうなぁ。残念だなぁ。残念だが、貴重な体験をしたとは思うけどなぁ…







今までも厳しかったタイでのタバコに対する規制が、より一層厳しくなったようで、空港の免税店でも「SMOKING KILLS(喫煙殺害)」と書かれたスクリーンでモノ自体が隠されており、パッケージも変わった。それぞれのタバコ自体のデザインなど無視で、下のような感じ。「喫煙・心筋梗塞」とか「喫煙・肺がん」とか書いてるらしい。そのうち売らなくなるんじゃなかろうかと、割と本気で思う。

仮に売らなくなっても持ち込めるのならイイんだけど、吸う事自体が非合法になったら、もうオレはタイなんか行かないよ(断言)オレはタイに行くとホテルで酒飲んで酔っぱらって、バルコニーで夜の街の様子を眺めながらタバコを吸う、そんな時間が大好きなんだ。『そんなオレ様の楽しみを邪魔するんじゃねぇ。それよりPM2.5を何とかしろ馬鹿』と思う。

そんな旅でした。←(どんなだよ!(笑))





13日(木)

大ゴトになった

タイ最終日に弟からLINEが来て、「母が高熱出た&スッ転んだ」という事で入院したという。昨日見舞いに行くと、「背中が痛いから起こして」なんて言うので、ベッドの縁に座らせたりもしたんだ。そんで細かい検査を昨日受けた。

その検査結果が今日出て「大腿骨骨折」だそうでビックリした。骨折してんのに座れるものなのか。(医師によると、大腿骨「頸部」の場合、結構そういう事もあるそうだ)そんで手術できる病院に転院するために救急車で搬送された。軽い肺炎の症状もあるので手術は来週になりそうだが、大腿骨骨折からのボケ、というのはよく聞く話。どうなることやら。




21日(金)

母が手術をした

手術はたかだか1時間だったが、レントゲンを見ると母ちゃんはすっかりサイボーグと化しており、その技術のスゴさに驚いた。母ちゃんの大腿骨上部はチタン製。

16日、札幌に住む叔父さん(母の弟)が、たまたま東京でクラス会があるってんで、お見舞いに来てくれたんだ。叔父さんは元外科医で、母の手術をした人と同じ事を言っていた。「手術はあくまでスタート。これからのリハビリの方が大切」だそうだよ。

「コウイチ君がうまくおだてて励まして、リハビリが成功するようお願いしますよ」だそうだ。分かりました。




22日(土)

サンパチで飲んだ

10代の頃から付き合っている同じ年齢の集まりだ。知らぬ間に本当に還暦が近くなってきたのがスゴイ(笑)長い付き合いだなぁ。

前回はカラオケやっちゃったので、ほぼ話せずイマイチつまんなかったんだが、今日は楽しかったよ!昼間っから7時間ぐらい飲んでたので、途中でダルくなっちゃって、床に寝そべって涅槃像みたいなかっこで話をしたりする、そんなフランクな感じが良かった。またやろう。つか、お願いします。またこんな機会を作ってください。




25日(月)

新型コロナはどうなんだ

こないだ書いた叔父さん、実は「日本の医療体制が崩壊するんじゃないないか」なんて恐ろしい事を言っていたんだ。オレは正直そこまでいかない気がするし、今回のコロナに関しては『インフルエンザ並みに広がってもイイ』とさえ思う。乱暴だとは思うが致死率2%(日本に限ればそれ以下だそうだ)って「もういつ死んでも当たり前」な人が死んじゃうくらいな確率じゃないか?オレの妻も肺関係の病気持ちなので、あんまり他人事とは思えないのだけれど。

アメリカでインフルエンザに罹って死んだ人が2万人弱だそうだから調べてみたら、日本でも毎年500人から1000人強インフルエンザで死んでるんだそうだ。毎年だぜ?ちなみにあんまり関係無いけど、日本の自殺者数は年に2万人弱だ。(うへ〜!)

「新型コロナで騒ぎすぎ」だとオレは思うんだ。ワイドショーは普段から自殺者についてもっと掘り下げろと言いたい。まぁ、そんな話題じゃ視聴率稼げないけどな(笑)





人類は過去様々な新種のウイルスにやられては大きく人口を減らしたらしいのだが、現代では今回のコロナ程度ならば、健康な人があんまり死なないくらいの医療技術は確立されている。(その医療を受けられるかどうかはまた別の話)でもこの先もっと強力なウイルスが出てきた場合、このグローバルな世界故のパンデミック、人口が大きく減るような大惨事はあり得るし、ソレは防ぎようも無いんだろうな、という事を今回感じたよ。もし将来ソレでオレが死んでも、しょうがないと思う。受け入れちゃう。ソレを「政府のせい」にはしないよ(笑)

しかしながら現在オレ自身は未だ他人事としか思えないし、マスクもしてない。でも感染した人も、オレ同様「まさかオレが」って感じなんだろうな。オレ自身のため、というよりも、母や妻のためにマスクするべきなのかもしれん。





27日(木)

あとから色々言うのはおかしいぞ

オレは民主党が大嫌いだったけれど、大震災の時の対応をあとから色々言われるのは気の毒だった。『あんな未曽有な出来事に対して、適切万全な対応なんかムリだったろう』と思うんだ。

地震の専門家は「今後100年で起こる可能性30%」なんてボンヤリとした予測しかできないし、あれだけ広範囲の地震など彼らもビックリしたそうじゃないか。震災前にはオレ達の誰もがあんな出来事を想像すらしていなかったくせに、いざ事が起こると、あとから色々文句を言う。「教師があっちに誘導したから生徒が死んだ」なんて裁判は本当に教師が気の毒だと思うし、東電のトップの責任を問うのも分からない。大事な人を失って、誰かのせいにせずにはいられないのだとは思うが、過去大津波があった歴史がありながらも、地元の人だって本気で準備なんかしていなかったからこそ、あれだけの被害が出たのに、あとから色々言う。

「ダイヤモンドプリンセスに閉じ込められて可哀想」なんて言ってたくせに、ウチに帰すと文句を言う。専門家の話を聞いて2週間様子を見て陰性だから帰したのに、大臣が責められる。1週間前にコロナ関連の予算質疑を「桜を見る会」で潰したり審議拒否をした立憲が、コロナ対策の失敗を安倍のせいにする。実際の所は局面局面でのただの揚げ足取りばかりなくせに、あとから色々言う。

「コロナに怯える全ての人に検査をすべき」は、もうこれぞ局面でしか物事を見てない噴飯モノではなかろうか。そんな事をしたら医療体制の崩壊だ(韓国を見よ)「症状が軽いうちはウチでじっとしてて」というのは、医療現場を見た「現実的なお願い」だとオレは思うぞ。熱が出て4日経ってから病院に行っても8割は重症化しないそうだし(子供の重症化はほぼ無し)98%は死なないぞ。そんで、たとえ死んでも安倍のせいじゃないぞ。

「大地震や流行り病で死んじゃったら、誰かのせいにしないで、もう受け入れるしかあるまいよ」と思うんだがどうか。


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