１日（金） アジアカップ決勝・惨敗 まさかまさかの惨敗。不運があったとは思う。特に吉田のハンドなんか、ビデオで観れば「故意ではない」事がよりハッキリ分かるのになぁ。でもアレが無くても負けてたよな。 でもあんまり悲観する事も無い気がするよ。カタールはワールドカップ開催に向けて若い頃から育成チームでやってたそうだけど、日本は監督最近替わったばかりだし、選手はみんな海外でやってるから、すり合わせの時間が少ないもん、「チーム力」という点で負けていたのはしょうがないと思う。準決勝のイラン戦が「事実上の決勝戦」だとオレは思っていたし、ソレに快勝した事で選手達の油断があったのかもね。それから中島が居なかったのはデカかったな。色々原因はあるんだろうけど、要するにモリポーの言う通り、「カタールの方が強かった」っつー事ですな。 ８日（金） SNSの更新頻度 うまく文章をまとめられないと思うので、昨今のSNSについての気持ち悪さをただ羅列したい。めったに乗らない電車の中で「いいね！」を何十件もどんどん押しまくる女というのを目撃し、開いた口がふさがらなかったので。 「インスタ映えする写真を撮るために旅に行く」という本末転倒や、「いいね！」しあうのが友達だという薄っぺらい友情が気持ち悪いよう。そしてラーメン屋の馬鹿なつぶやきや、自分にとってどうでもいいタレントのつぶやきに対して遠くから匿名で罵倒する姑息。それがお前の「正義感」かよ馬鹿野郎。自分自身の胸に手を当て、自信を持って「自分は正しい人間だ」と思える人がオレ以外に果たして居るのだろうか。馬鹿は自分の馬鹿さが分かっていないのでバカッターみたいな投稿をする。そんな馬鹿など放っておけばよいのに馬鹿がコレに反応する。そして馬鹿と馬鹿がスパークする破壊力は２倍以上になっちゃうんだ。気持ち悪いよう。 こういう昨今の現状にムカムカしていたオレが、膝を打ったのが上のマンガのセリフ。 「SNSの更新頻度と、実際の人生の充実度は、反比例する」 そういう事だよねぇ… １１日（月） バンコクへのカウントダウン 来週には待ちに待ったタイなので、持っていく本（というか電子書籍）を用意したりするのもまた楽しい。とてもウキウキする。 PM2.5対策のマスクを持っていくという妻が「こーちゃんはどうするの？」と訊くのだが、ちゃんちゃらおかしい。オレは「コンテナ街道」と呼ばれる道沿いの団地で暮らし「市営バス（写真）の排気ガスはイイ匂いだ」とコレを好んで吸い、原色のファンタを飲んで育ったのだ。今のバンコクなど屁でもねぇ。 バンコクでも環境やオーガニックに対する関心が高まっていると、こないだテレビでやっていた。タイ人が「この石鹸は自然由来なのよ」なんて言っており、これまたちゃんちゃらおかしい。オーセンティックでオーガニックでデトックスかつロハスな奴らはタイ人・日本人問わず、頭がおかしいと思う。「自然由来じゃない物質って一体何だ？」そして「自然由来でオーガニックなタバコやビール３Lはデトックスなのか？」と問いたい、っつーか、関わりたくないのであんまり問いたくない。宗教論争同様、不毛な論争に意味は無いと思うので。 １３日（水） 国際免許を取りに行った タイでの免許不携帯の罰金が300バーツ（1,000円ぐらい）から1,000バーツになったそうで、いやいや作ったわけ。中国人のやり放題の結果の厳罰化だという。いやはや。写真や申請料含めて3,000円ぐらいかかるし、有効期限はたったの1年なんだけどさ。 神奈川県の運転免許試験センターに行ったら無くなっており驚いたけど、向かい側に新しいモノが建っていたのだった。何か色々とメカメカしい仕組みが導入されておりスピーディだったが、老人は途方に暮れていた。全然難しくないのになぁ。オレもあんなになっちゃうのかなぁ。 機能的だし美しい→ この10年程だろうか。免許を更新したり国際免許を取る度、自分の写真を見て驚いてしまう。宮崎駿が「自分の思ってる自分と、実際の自分との乖離」みたいな事を言っていたが、まさしくソレだ。「このジイさんがオレなのか！」という驚きを今日もまた感じてしまった。 昨年のオレの事故以降、班の若者達の「思いやり」を色々感じて嬉しかったんだけど、もしかして怪我を慮ってという事プラス、オレがシイさんっぽくなってきた事による「敬老精神」なのではないかと本日、思い当たった。つまりオレは「怪我をしたジイさん」というわけさ（笑） まぁ、しかし、ソレならソレでイイのだ。ありがたく享受しようと思う。 １８日（月） パタヤより いやぁータイは１年ぶりだよ。本当に嬉しいよ。 色々あった長い１年だったなぁ！ あらかじめネットでチェックインしており、飛行機は右の窓側が取れていたし快晴だったので、東海道の眺めを堪能しました。でも三重あたりで曇って来ちゃって残念だった。 バンコクの空港で両替すると、紙幣が今の国王になっておりビックリしたよ。考えてみりゃ日本では、今上天皇が紙幣になる事って無いもんね。 チャーターしてあった車で、空港からパタヤの宿に着いたのは18時頃だった。 今居るホテルは初めて泊まるんだけど、新しいって事もあって清潔でカッコイイ。例によって「サービスアパート」という形態で、電子レンジや冷蔵庫、洗濯機もある。そんでベッドルームは別という広さだ。朝メシも付いてコレで一泊ふたりで5,000円代なんだぜ。 荷をほどいてから近所でメシを食っている時に、しみじみと幸せを感じたので「うーん、幸せだぁ！」と言うと、妻も力強く「うん！」と、コレに同意。オレの事故で彼女は献身的な働きをしてくれたし、年に２回だったタイもオレに付きあって前回は「石垣で我慢」だったし、自身も喘息で苦しんだりしてツラかったので、なおさら彼女も嬉しいのだろう。夫婦で一緒に幸せを感じられるなんて、本当に幸せな事ではないか。 何しろ「夕涼み」という風情の夕方の気温がイイ。アフリカで素っ裸で生きていた人類は、基本的に「温かい」事に幸せを感じるはずな気がするんだがどうか。メシ食ってからマッサージを受けると、コレはもう至福と言って良いウットリ加減だった。日々のストレスだらけの仕事に感謝しよう！ ←「鎖骨が飛び出してるから気を付けてね」とか言ってるトコ。（事故の後遺症） １９日（火） その２ ホテルにあるテレビが、サムスンの「スマートテレビ」だそうで、ペラッペラだしフチも細くて、ネット回線により日本のテレビも観られるし、スマホのミラーリングもできる（グーグルフォトの再生で使った） そして「YouTube」のアプリが内蔵されており、スマホによってオレのアカウントと連動して、ここんとこオレがずっと日本で観ていた「インドの屋台動画」の続きや「ごっつええ感じ」なんかをここタイで観たのだった。唸った。「テレビ」って今こんな事になってんだな。今は未来だわぁ！ タイ仏教の記念日「マカブーチャ」というのが今日。色んなトコに居たブッダの弟子達が、ブッダの説法を聞くために何だか知らんが偶然1,250人も集まった奇跡の日を言うのだそうだ。日本の仏教でこんな話は聞いた事無いけどな。 この日タイでは酒を売るのも、レストラン等で提供するのも禁じられている。しかしながらこの時期何度も来てるオレ様はそんな事知っているので、昨日のうちに酒をたっぷり買っていたのだった。ブッダ、ざまみよ！←（地獄に落ちる（笑）） 「今日は酒売れません」というのが黄色い看板。 「ココだけで世界旅行ができる」という巨大ショッピングモール「ターミナル21」というのがバンコクにあるのだが、ソレが昨年ここパタヤにもできた。各フロアが「パリ、ロンドン、トーキョー、サンフランシスコ」と割り振られており、他にも巨大なピサの斜塔があったりもする（ガリレオがてっぺんで重力の実験していたよ（笑）） 「トーキョー」のフロアは、タイ人が思う「日本」のイメージでできているらしいのだが、残念ながらハチャメチャな感じがクソ面白い。下の写真３枚はそのフロアにあったものだが、バンコクの「ターミナル21」には無い、新たな「日本」のイメージとして「ご当地マンホール」がいくつかあった事に驚いた。調べてみたら実在するマンホールみたいだ。オレもこの20年程、旅先でマンホールの写真を撮りまくっており「オレ様の努力がついに世界に花開いたんだなぁ」という感慨があった。←（バカ） ２０日（水） その３ 今回はバンコクがメインなので、パタヤで遊ぶのは早くも今日が最後だ。そういえば、いつもはこっちに着いて早々、大きなショッピングモールに行ってスマホのSIMカードを買ってたんだけど、今回はあらかじめアマゾンで買ってたんだ。容量3G、8日間で400円と、タイでの値段とさほど変わらないし、飛行機の中で差し替えて、空港に着いたらもう使えるんだぜ。いやぁ！ホント今は未来だわー！（ただ、ここパタヤでは不安定な時もしばしばあるけどね） 昔小さなバギーで走ったのが面白かったのを妻が思い出して、今日はここパタヤにもあるそういう施設に行ってみた。ホテルからバイクで30分ぐらいだ。グーグルマップが無い頃だったら、自分ではとても行けなかったと思う。この施設は象に乗れたり、銃を撃てたり、バンジージャンプもあるよ！って所なので、ついでに象にも乗ってみた。 多分オレと同世代のオッサン象使いが、拙い英語でやたらと「日本は一番だ。金がある。トヨタとかホンダとかグレートだ」なんて言って、あからさまに煽てるのはチップが欲しいからなんである。象から降りて右の写真を撮ってくれ、「チップ100（350円）とか200とか300とかくれないかなぁー。はぁ、400とか」なんて言ってるので100あげたらスゲー喜んだので「100でイイのかよ！」って逆に驚いた（笑）象に乗るのは3度目だけど、首に跨るなんて初めてだし、のそのそ歩き出しちゃって超ブルッた。掴まる所が無いんだもん。 「日本人、中国人は気前がイイ。一番ケチなのはインド人。韓国人、ロシア人、アラブ人、トルコ人、みんなケチ」なんだってさ。まぁ多分「コリア、ナンバーワン！」とか言ってんだろうけど（笑） 終わる頃にものすごくチャチなネックレスなど売りつけようとするので、妻がタイ語で「金持ってません」と言い、すかさずオレが彼の肩を勝手に揉んで「マッサ、マッサ。チップチップ」と言うと爆笑しており、何だか心が通じたような感じがあって面白かった。面白かったけど、もう一生象に乗る事は無いだろうなぁ… さて、象の次はバギーだよ。夫婦二人それぞれが１台ずつ乗るつもりが、夫婦で１台になっちゃったんだけど、めんどくさいので訂正せず1台で先生の後に付いて行く。ゴーグル必須の土煙や、後輪を滑らせるオフロードならでのワイルドさが面白かったんだけど、マシンがズボラすぎて怖い。アクセルがクソ固いしブレーキはすぐロックしちゃうし。これ、ココの手作りなんじゃなかろうか。 山のてっぺんまで行って眺めを楽しんだ後に折り返す。そん時、妻に「運転する？」と訊いたところ「助手席でも十分面白いよ」なんて言うのだが、オレがどれだけ高等かつ繊細な運転技術をさりげなく駆使しているのか、そこが彼女には伝わっていないようだ。これぞ夫であるオレの存在意義をさりげなく示す真骨頂。我ながら何を書いているのかサッパリ分からないが「彼女が気付かない気遣いが出来るオレ」というところか。「オレがオレが」を主張しないオレって、オトコとしてカッコイイとオレは思う。誰かオレを止めろ（笑） ２５日（月） バンコクより もう最後の夜である。 ２１日にバンコクに移動した。久しぶりの定宿は「帰って来たぞー！」という喜びが感じられたなぁ。そのホテルでメグ友親子と合流し、今日まで一緒に遊んでいたのだが、メグ友が酒豪なので毎晩共に酔っぱらっており、このHPを更新する間も無かった。 懸念された「PM2.5」ですが、街の遠景（大気の見た目）も以前と変わらないし、マスクをしている人も稀に見る程度なので、喘息持ちの妻も使わなかったけど、変な事にはなりませんでした。こっちのPM、ひと頃と比べて随分落ち着いたのでは？ 初めて行く「蓮の花が綺麗なトコ」は小さな船で廻るんだけど、上からドローンで写真を撮るわけ。100枚撮って、その中から選んだ4枚を買った。1枚60バーツ（200円ぐらい）だ。相場が100〜200ってとこなので安いと言えば安いんだけど、なんとLINEを通じてデータをもらうだけなんだよ。新しいよなぁ。（タイはLINEがとてもメジャーです） 仮に客に「いらないよ」って言われても、データをポチっと消すだけだもん、ちょろい商売だよな。 こっちでこんな月を初めて見たのだが、日本でこんな欠け方はしないだろ？どういう事なのかメグ友の娘と熟考した結果、答えが分かった。そして地球が球体である事を実感したのだった。なんと素晴らしく高等かつ壮大なオレ達の論理的思考。 キミには分かるか？←（挑戦的） ちなみに妻と友は「どうでもいい」そうだ。 ロマンの無いヤツらめ！ バンコクは地震が無いので『ビルの形状が自由すぎて面白いなぁ』とは以前から思っていたのだが、2年程前にできた「マハナコーンタワー」はデジタル画面が乱れちゃったような形で、今回初めて間近で見たオレは度肝を抜かれた。タイで一番高かった（314m）そうだが、たった1年で1m抜かれ、来年には615mのビルが完成するという。 ちなみに横浜のランドマークは296m、あまりの高さに腰を抜かしたクアラルンプールのツインタワーが452mである。ひと頃に比べてタイの経済成長はかなり鈍化しているはずのに、やっぱりバンコクは別なんですなぁ。ホテルの周りでも建設中のビルがいくつか見えるもん、一極集中なんですなぁ。 何度もバンコクに来ているのに、まだまだ行ってない所は沢山あって、特に今日初めて行った「ワット・パリワット」という寺が素晴らしかった。本堂の外壁に色々な神様の像が張り付けられている中に、おっぱいのあるミッキーや、スーパーマン、亀仙人やらピカチュウやら、自撮りしてるオッサン妖精が紛れ込んで居るのだった。ふざけているわけではなく、『世界中の老若男女に来てもらい、多くの人に仏教を知って欲しい』という姿勢だという。本当なのか。やっぱりふざけてんじゃないのか。 2人よりも4人の方が食べ物のバリエーションが倍だし、タクシーも安くなるので、いつにも増してバンコクが充実していたよ。 友人であっても一緒に長く旅行すると、なんかギクシャクしちゃう事もあるけれど、そういう感じが一切無い、気さくな感じが助かった。まぁ、始終一緒だったわけではないけどな。とにかく礼を言いたい。大変楽しかったよ。 壁が冷たくて気持ちがイイ→ さあ、これから彼女らの部屋に行って飲んだくれてから明日帰りますよ！ （いつもと違って、あんまり悲しくないのが嬉しい）

２０１９．１月←　　戻る　　→２０１９．３月