６日（火）
アサクラ君と飲んだ
つか、ワインバーだったので「飲んだ」というほどでもないかな。食い道楽人間のアサクラ君が通っていた銀座の店がオレんちの近くに店を移したというので「一緒に行かないか？」と誘ってもらったわけ。おいしいワインと、ソレに合ういくつかのおつまみで、大変満足したよ。「この歳になると少量でもおいしいモノって感じだよね」なんて話をしたなぁ。写真の女性は銀座でも常連だった人で、アサクラ君もよく知る人だそうで、ご一緒させていただいた。彼女は自身の膝のトラブルでもって膝にやたら詳しいので、そんな話もしたなぁ。
「思っていたよりも元気そうで良かった」と彼が言うほどにオレは回復しています。足の装具が取れるのは２週間後。順調ですよ。入院中にもマメに連絡をくれ、今日も誘ってくれた彼には本当に感謝だ。 |
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９日（金）
「ボヘミアン・ラプソディ」
オレのようなクイーンファンには「絶対に劇場で観ろ！」と言いたい映画ながら、クイーンを知らない人がどう感じるのかは正直分かんない。一緒に観た妻もオレ程ではないにしろ一般人よりも知ってるしな。話は「クイーン」というよりフレディ・マーキュリーの話で、まぁスジなんかコアなファンであればみんな知ってるし、ヒゲオヤジ同士のキスシーンは心底気持ちが悪い。
それでもオレが感動したのは何故かっつーと、圧倒的なそもそもの楽曲の魅力だな。BGMや、実際の音源を使ったというライブのシーン。コレでもう８割方は満足だ。「２０世紀FOX」のオープニング開始３秒で泣きそうになるスタッフの心憎い遊び心、話し方やライブシーンでの役者の完コピ具合も素晴らしい。『フレディこんなに歯ー出てねぇよ！』と思ってたら、エンディングの本物の映像がそんぐらい出てて笑った。クライマックス、「ライブ・エイド」でのパフォーマンスが圧巻で、同時代に生きていた自分を幸せに思った。そんでウチに帰ってブルーレイで本物の「ライブ・エイド」を観たら、映画における再現度の完璧さに再び感動した。映画でもウチでも涙が出てしまったのが何故なのか、我ながらよく分からない。ノスタルジーなのか、フレディに対する喪失感なのか。繰り返しちゃうけど、ファンじゃない人が観てどう感じるのか、全く分からない←（説明放棄（笑））★★★ |
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１１日（日）
ミヤーンの定年を祝う会
オレ様が主催した。前の局で大変世話になったミヤーンは、あと半年で定年なのに、早期退職の求めに対して色々計算した後、９月いっぱいで郵便屋を辞めたという。半年が待てなかったんである。総勢７人の会だったのだが、局が違っても「辞められるもんなら今すぐ辞めたい」という状況は同じであり、オレも辞められる人が羨ましい。それにしても既に退職した人がふたり、７０になって老人特有の病で参加できない人も居り、年月が経ったんだなぁという感じがすごくした。２０代だったタケがもう４１だもんなぁ（笑）
何度か書いているが、昔の職場にはもっと余裕があり、班で旅行に行ったり、しょっちゅう飲みに行ったりと、家族的な感じがあったので、こうして今でも会って楽しめる関係なんだ。今は余裕が無くて旅行など不可能だし、飲む回数もとても少ない。つまり腹を割って話す機会も少ない。寂しい事である。 |
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| みんなおじいちゃん |
本当に楽しい飲みだったので２軒目も行ったんだけど、明日から石垣に行くので３軒目は泣く泣く辞退した。ミヤーンの奥さんも（昔ウチでバイトしてたコなの）合流したので、きっとオレ無しで更に盛り上がったんだと思うと本当に悔しい。（若い頃だったら明日の事など考えず、更に飲みに行ったろうと思う）
１５日（木）
石垣に行ってきたよー！
石垣のリゾートホテル（朝メシ付き）に３泊、レンタカーも付いて、ホテルでの晩メシも一回ありーので7万円代というツアーを発見してしまい、コレに行ってきた。この「ホテルでの晩メシ」というのが、石垣牛のステーキが付いたバイキングで、金出して食うなら5,400円、ホテルの正規価格は一泊２万円から、飛行機は往復10万円以上だそうで、もう何が何だか分からない。とてもいいホテルだったのにツアー料金がこんな値段という事は、従業員が割を食っているのではなかろうか。
前回行ってない具志堅用高記念館やビーチに行った以外は、基本何もせず過ごしました。まぁ、あとはドライブか。近くにとてもイイ居酒屋があったのがとても充実感を増した感じで良かったな。石垣ならではの料理を、二晩に渡ってオリオンビールと共に堪能したよ。 |
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南国ながらタイと違うのは星がメチャメチャ綺麗という事で、オリオン座の大星雲なんか肉眼で見たのは初めてな気がする。
写真の右の方は三脚も使わずデジカメで撮ったオリオン座で、カメラの性能にもビックリした。
妻も十分「リゾート」を満喫したようで、とても良い旅だったと思う。しかしながら次回は是非一緒に、元気にタイに行きたいもんだと思う。 |
２１日（水）
最後のリハビリ ＆ 忘年会開催
午前中、最後のリハビリに行った。この３ヶ月世話になった療法士のナカムラさんと固い握手を交わして別れた。事故から手術、リハビリと、終わってみれば「大変貴重な体験をした」と思えるオレは幸せなんだと思う。
そんで今日は早くも班の忘年会を開催。郵便屋はこれから忙しくなる一方なので早いのだ。新しく来た「トモヒサくんの歓迎会」ってのがメインなんだけどな。
彼は今同棲してるそうでオレはコーフンした。「生まれ変わったら同棲してみたい！」と言うと「シライシさん結婚してるじゃないですか」と返されたので「だって同棲の方が全然エロイじゃん！」と言ったのだが、コレはオレの勝手なイメージらしい。やっぱどんな形態であれ、倦怠期みたいなものはあるみたいだな。まぁ当たり前か。なんかどうでもイイ話でスマン（笑）
オレは明日から外の仕事に復帰するので「ちょっといいかな」と立ち上がり、この半年に渡る班員達の気遣いに感謝の弁を述べた。事故に関して「全然オレのせいじゃない」と思ってるオレ以上に、班員たちは全く理不尽な感じで滅茶苦茶な仕事量を乗り越えたのだ。しかもこの間、オレに文句を言うヤツなど一人も居らず、むしろ気遣いばかり感じておった。本当にありがたいと思う。今日も本当に楽しい飲みでした。またよろしく。 |
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２２日（木）
外務に復帰！
ほぼ半年ぶりに郵便配達をした。昨日「まぁ足の筋肉は７０代ですかねー」とのお墨付きをもらったショボイ足ながら、割と一生懸命頑張った。ものすごく「リハビリしてる感」があったよ。コレを続けていけば日に日に良くなるんじゃないかと思う。今日一日で丹沢の1,000m級の山に登った疲労感があり、今夜はぐっすり眠れそうだ。疲れたけど、一日中局内で仕事してるよりもずーっと気持ちが良かった。手術以降、ゆっくりながらも良くなる一方なのが喜ばしい。
２７日（火）
急に伊豆に行ってきた
医者の言う通りに復帰したからには文句を言う気は全く無いのだが、本当に毎日登山をしているようで結構ツライ。昨日・今日の連休を『ウチでゆっくり休もうか』という気があったものの、それじゃもったいない気もして妻に「どっか行きたいトコ無い？」と訊くと、「友達と何度か行ってる伊豆の宿でも行く？」という提案があったので、日曜に予約して一泊してきた。まるでオトナみたいだろ？（笑）
そんで宿に行くついで、という感じで「iZoo（イズー）」という施設に行ってみた。色んな爬虫類が居る施設だ。まぁ、よっぽどの爬虫類好きでもなければリピーターは居ないのでは？という感じだったなぁ（笑）
オレの事故やらなんやらを経て、実感として「互いにいつ死んでもおかしくない」という気持ちがあったので、よくある勝手に写真撮って「買う？」ってヤツを迷う事無く1,000円で買った。（ソレが右の写真ね）夫婦共に生きていられる「今」という時が愛おしい。 |
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宿は割と古いのだが結構高い金を取る宿だ。しかし海の真ん前にあり、眺めや料理や風呂が素晴らしく、客層も穏やかな方々ばかり、という印象で『やっぱそれなりの宿にはクソうるさい中国人も居ないのだなぁ』と思った。大変居心地が良かった。ウマイもんをいっぱい食ったよ。オレは特に温泉が好きなわけじゃないんだけど、今のオレみたいな「おじいちゃんの疲労回復」には大変効くような実感はあった。
そんで帰りの途中、16年にリニューアルしたという小田原城に寄った。500円なら十分な内容で、大変勉強になりました。突然思い立って夫婦で行けちゃう自分の環境を幸せに思う。 |
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