５日（金） 腰に来た 今月に入りお中元が始まったり、ウチの班に入ったテラちゃんを補助したり、昨日からは膨大な数の選挙郵便を配らねばならない上に、ウチに帰っても木を切ったり岩を削ったりしなければならず…そんなこんなで疲れが溜まり、腰に来てしまった。この数日、仕事が大変ツライ。こんな腰いらない。あげる。 昨日からアカネが来ているので「これスゲー面白いぞ」と「ファインタジーライフ」をプレイさせ、複数人のセーブはできるのかと試してみたらオレのデータは消えた(笑)錬金術士を残して全ての職業で「マスター」になっていたので、あまりのあっけなさに唖然としたが、特に序盤のあたりで効率が悪かった部分を『やり直してみたいなぁ』とも思っていたので、まぁいいや。 という事で今日から新人の傭兵として再デビューしたんだが、先月あんなにオレを褒めてくれた傭兵の師匠がすっかりオレを忘れており悲しかった。 ７日(日) ９条はどうなんだ 中学生ぐらいの純粋な気持ちで憲法９条を読めば、自衛隊など明らかに憲法違反だし、日米同盟だって明らかにその趣旨に反しておる。オレも10代の頃までは純粋だったので「自衛隊けしからん」と思っていた。しかし悲しいかな、オトナになって知ったのは「ユートピアなど実現不可能」であり「どこにでもイヤなヤツは居る」という世の理なんである。 それがアメリカの要請だったにしろ、９条をこねくり回して無理矢理に解釈を広げ自衛隊を作り、アメリカと同盟を組んだ昔の政治家の決断が日本の平和を守ったとオレは思う。つまりすでに９条など守られていないわけで、こうした現状がありながら「世界に誇る９条を守ろう」とか「９条を世界遺産に」なんて寝ぼけた事を言ってる人は「本当に平和を希求しているんだろうか？」とすら思ってしまう。「戦争反対！を連呼すれば戦争は来ない」的な単純さは底が浅すぎる。「もっとまじめに考えてくれませんか？」と言いたい。 右の絵は「憲法９条」でググったら出た「赤旗をみんなに広めたい人」が描いた絵だ。「９条」を守れ！と鎧を身にまとい、ピカピカの剣まで持ってんの！(笑)この自己矛盾に気が付かないって、ホントにスゴイ思考だなぁ、と妙に感心してしまったよ。きっと純粋な人なんだろうなぁ。 あかはたともみサン作 １３日(土) イマムラ君と飲んだ 昨日の話。「久しぶりにどうですか？」というお声を掛けてもらったので喜んで飲みに行った。彼のブログはしばらく読めなくなっており、『何かあったのかなあ』と少し心配していたのだが、単なる設定上の問題だったようで良かった。しかし彼は今「恋に破れたのかも…」という状況であり、ヘコんでるのかと思いきや、割とウキウキしているのは新しい恋の予感のせいなのだった。若さよのう。 飲んでる席で仕事の愚痴は話さないのがオレのポリシーだったはずなんだが、飲み始めてイキナリそういうネタで押しまくってしまいスマンかった。なんか最近ホントに職場がイヤな感じなもので。それから「ヘボヘボだったオレの青春時代」なんちゅう自分語りまでしてしまい「シライシさん、ダメダメじゃないスか」とか言われて満足だった(笑)つまり息子に「ナル」という名前を付けたのは、そんなオレでも何とかなった人生の感慨を込めておるのだ、っつー話。 彼が郵便屋のバイトを辞めてもう何年になるのだろう。一緒に飲んだ回数は相当で、互いに相手の事がずいぶん分かってきた上で会話している気安さを大変感じました。彼はひと回り以上年下なんだが、一緒に飲んでくれる事が嬉しいし楽しい。気持ちの良い酒量で飲み終えて、駅の改札で互いに「ありがとうございました」と言ってお辞儀をしながら別れた。最寄駅からウチまでの自転車が気持ち良かったよ。 １７日(水) 色々行ってきた 連休だったので久しぶりに御殿場に行ってきた。なんかもう毎日暑いもんで疲れちゃって、腰痛がいまだに治らないんだよくそう。東名でたかだか1時間程度でホテルに着いたが、もうグッタリ。 しかしホテルにデカイ風呂があり、努力して長い時間浸かっていたらずいぶん楽になった。夕涼みな感じでメシを食いに行き、ついでにまた何故かブックオフでCDを買い、部屋に戻ってウダウダと飲んだくれた。こういうロクでもない時間が好きなんだオレ。 昨日は10時にホテルを出て、忍野八海に初めて行ってみたけど「ナンダカナー」という印象。観光客だらけだし大嫌いなうるさい中国人も居たしな。そんで富士山が見えない山中湖(上の写真ね)から道志村経由で秦野に行き、父方の叔父さんちに行った。オレのオヤジより14歳も年下で若々しい叔父さんを小学校の頃には憧れていたもんだが、その叔父ももう65だ。こないだ道を歩いてる時に突然意識を失い、救急車で搬送されたという。「老い」が身近になってきたなぁ、と思う。 ちょっとイイ酒を買って行き、散々ビールを飲んだ後にソレを飲み始め、一升瓶が殆ど空くほどふたりで飲んだ。あんなに酒に強い65歳をオレは知らん。 白石家に関する話（じいちゃんとかオヤジの話ね）を色々聞いたけど、オレ半分ぐらい忘れてんじゃないかな(笑) で、一泊して今日帰ってきました。「甥っ子が遊びに来てくれた」と喜ぶ叔父を見てオレも嬉しかったよ。 ２１日(日) ボーズの話（1） 説明がめんどくさいので大いに省くが、今日子供らがやってきて、それぞれの部屋の要らないモノをバンバン捨てたのだ。ナルがドラムを持って行くという事で音楽部屋もオレ一人で楽しめるようなセットに組み直そうと思うわけ。普段リビングでウォークマンを繋いで鳴らしている安物のアンプとスピーカーを音楽部屋に持って行く事にして、その代わりのスピーカーを今日買いに行った、それが写真のボーズだ。Bluetoothイケるし、充電池内臓なので持ち運びができ、7時間も使えるそうだ。ホームページも見てみるか？→（SoundLink Bluetooth Mobile speaker II ） 比較のためビールを置いた→ こんなサイズでこれだけの低音が出てしまうのが本当に不思議だ。今まで使っていたものと比べて音質自体は全く負けていない、っつーか勝ってるかもしれないけど、流石に「音の広がり感」は劣りますな。とはいえ、久しぶりにイイ物を買った満足感がある。 ２２日(月) ボーズの話（2） 常々「葬式で食ってる日本の坊主は地獄に落ちろ！」と言っているオレに、高校のクラスメイト、スナフからメールが来た。彼はある大きな寺の事務員だ。「東北で被災者と向き合ってる坊さんの講演を聞きに来ないか。こんな坊さんも居るんだよ」だそうだ。 そんで昨日、ボーズを買ってからボーズの話を聞きに行ってきた。しかし、そのボーズの前に、伊藤真という弁護士による憲法の話があったのだ。タイトルは『今、日本国憲法を考える〜憲法96条の改定とその影響について』 「出来るだけニュートラルな立場でお話しします。特定の政党を批判するつもりはありません」と話し始めたのは概ね自民党の改憲案に対する批判であり、揚げ足取りや思い込み、根拠の無い中傷と決めつけと針小棒大でもって、改憲された場合の暗黒時代を予言する。「憲法とは社会的弱者を守るためにある」と話し始めた「弱者」の具体例は64年、沖縄において落下傘で降りてきた米軍のトラックに潰された少女の話。「こんなところでオスプレイ飛ばすな」って、ヘリならいいのか。まぁつまり米軍は出て行けと言うのだよ。「憲法は戦力の保持と交戦権を放棄していますが、自衛隊はあります。とりあえずその合否は置いておきますが」とスルーする姑息さ。オレはほとほとあきれ果ててしまったのだが、200人ほどの聴衆は熱心にうなずきながら賛同する様子なのだ参った。オレはどうやらド左集会に紛れ込んでしまったらしい。 「米軍は沖縄から出てゆけ！」は、オレももっともだと思う。しかし、左の方々にはその先をしっかりと考えて欲しいのだ。アメリカが出て行ったら、沖縄なり日本なりを防衛できるしっかりとした軍隊を自前で置かなくちゃいけなくなるんだぞ。「沖縄は我が国のものだ！」なんて恐ろしい事を言い出す軍事大国に対して、丸腰で「話し合いましょう」なんてのは、お花畑もいいとこだろ。もっとまじめに「平和」について考えろと言いたい。 こんな話を70分と、仕込みの質疑応答10分も聞かされ、エネルギーをどんどん吸い取られた感じのオレは、次に控えるボーズの話を聞くことなく会場を後にしてしまった。スナフには後で謝んなきゃな。 ２３日(火) オレが王子だった頃の話 子供たちの部屋を大掃除したところ昔のアルバムやらなんやら出てきたので思い出したんだが、オレは昔、某国の王子をやってたんだ。美しい妻とかわいい子供にも恵まれ、周りから見れば幸福そのものに見えたのだろうが、心の中には葛藤があった。オレが生まれてすぐに母が死んでしまった影響で、「死」とか「老い」、「病」について思い悩んでいたんだ。国王である父はそんなオレを心配して、ものすごくエロい女なんかオレにあてがったりもしたけど、少しも楽しくなくてな。 この写真を撮ったすぐ後、オレが29歳の頃に何もかも捨てて出家して、色々頑張った甲斐あって35の頃になんと悟りを開いたんだぜ。スカッとしたよ(笑)その後は郵便屋をやりながら世界中の人々の心を救う事になるんだけど、それはまた別の話… この写真を見て「子供たちがかわいいなぁ！」と言うと、母は「みんなかわいいよ〜」だってさ(笑)→ ２６日(金) 叔母とイトコと中華街 鹿児島から遊びに来たので、母と一緒に中華街に連れて行った。 母の姉妹は多くがすでにヨボヨボなんだが、みんな仲が良くてな。一緒に居ると自分がヨボヨボなのを忘れて元気になるのが不思議だな(笑)中華街で色んなものを見て歩き、乙女のようにキャハキャハ笑いながらハシャいでおったよ。 イトコはオレより9歳ぐらい下で、チャーミングな子なので昔から好きだったんだが未だ独身だ。余計なお世話か。かわいい妹に接するように、頼りがいのある兄っぽく、ウマイ中華を食ってもらい、色々なお土産を買ってやったさ。彼女ら親子に幸あれ。 ２７日(土) 自転車サイコー！ 日曜日の「ド左集会」において何かを吸い取られた感じで家に帰る途中、バイクの「FI」(フューエル・インジェクションの意）というインジケータが付きっぱなしになりフケも悪くなり『今にも止まってしまうのではないか』とドキドキしながらようやく馴染みのバイク屋に飛び込んだ。そしてそのままバイクは入院してしまったんだ。 通勤が電車だと１時間以上かかるので片道40分弱の自転車通勤をする事に決めた。しかし電動アシストだから、ぶっちゃけさほど疲れない。初日はペース配分なんかよく分からんのでちょっと疲れたが、翌日からはすっかり慣れて、早朝の風を切る感じが「自転車サイコー！」とさえ思えたよ。「車とバイクじゃ景色が違う」とは思っていたが、バイクと自転車でも違うんだな。新鮮だった。 そんで今日バイクが直ったので久しぶりに走ったんだが、オレは思ったね。「バイクサイコー！」(笑) だってバイクって、ペダルを漕がなくても走るんだぜ！スゲーよ！

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