■ 11月



1日(木)

プーケットより

昨日はシャカリキになって仕事をし、さっさと帰宅して成田に泊まった。

今日は朝8時半にホテルを出て、バンコク経由で10時間ぐらいかかってプーケットに到着。仕事の疲れが出たのか機内で結構寝たので、さほど疲れなかった。

空港で「2,000バーツ(6,000円弱)」とかいう法外な値段を言ってくるタクシードライバーを振り切り、乗り合いのバン(ふたりで1,000円ぐらい)に乗ったんだが、いろんなホテルを回るもんで時間がかかり、これでずいぶん疲れてしまった。

夜10時に近い頃、ぐったりしつつ割と気力を振り絞る感じでホテルの外でメシ食ってビール飲んだら、ようやく元気が出てきた感じ。明日は何もせずのんびりするのだ。おやすみなのだ。



2日(金)

プーケットより・その2
「今日はなんにもしない」と決めたので、朝メシ食ったらすぐプールに直行。メシを2度食いに出かけ、ついでにフットマッサージを受けた以外はただウダウダ過ごした。素晴らしい休日だ。

晩メシはここらで有名なイタリアンに行ったんだ。某HPでお勧めのメニューをみんな頼んだんだけど、注文したものが全部出てきて初めてそのものすごい量に驚いた。『とても食いきれない。持ち帰ろう』と思ったんだけど、結果ふたりでペロリと平らげた。妻が大食いで良かったぜ!(笑)

昨日夜更かししてしまい3時間ちょいしか寝れなかったのでプールサイドでグースカ寝ていたら、おでこや腹、腿が真っ赤になってしまい痛いのだ困った。明日からはバイクを借りて島内を移動しようと考えておるのだが、ズボン履かないとマジで大変な事になりそうだ。食い物といい焼き方といい、まだ休み慣れてない感じ。伝わるかなぁ、この感じ。そんで写真は部屋からの夜景です。月とプールが美しいでしょ。





3日(土)

プーケットより・その3

今日はバイクを借りてパトンに行ってきた。今まで借りてたバイクは110ccだったんだけど今回は125cc(ホンダPCX)なのでその分パワフルだし、車格も高いのでバネが良くて快適だ。

パトンには日本人が経営するお馴染みの旅行会社があって、そこで空港までの足を手配した。その後以前行って良かったマッサージ屋に行ったんだけど、前と違ってすごく痛かったのはコリが溜まってたんだな。ずいぶん楽になったので、また明日やったら痛みも無くて気持ちイイんだと思う。

昼は和食チェーン店「FUJI」で妻がカツとじ定食、オレは明太スパを食ったんだけど、オレのは生唐辛子が入ってたんだぜ斬新だろ(笑)これはこれでウマかったが、スパ王ぐらいの量で150バーツ(400円ぐらい)は高いな。そんで夜はローカルな店でタイメシ。写真一番手前のチャーハンなんか50バーツ(130円ぐらい)なのにスゲーうまい!昨晩行ったイタメシ屋もうまいことはうまいんだけど、レギュラーのピザが250bもするんだもん、今日行った食堂の方がずっと満足感が高いよ。多分また行く。




4日(日)

プーケットより・その4

フットサル『日本vsポルトガル戦』面白かったねぇ!「引き分けだなんて、もう優勝みたいなもんじゃん!」とか言いつつ夫婦で手を叩きながら観てましたが、あなた観てませんかそうですか…

バンコク開催のワールドカップなのに、ここプーケットではフットサルなど皆さんちっとも興味無いみたいよ。地上波で自国の試合すら中継してないもん。オレらが日本戦を観たスポーツ専門チャンネルは多分衛星だと思う。バンコクに行ったらまた街の雰囲気なんか違うのかもしれないが。

日本よりタイの方がフットサル人気は高いと思うんだけど、日本で生中継するってのは、やっぱカズ効果だよね。7日の「対リビア戦」はオレら映るから中継観てね。


そんで今日は今回最初で最後の観光をしたよ。サル好きな妻のリクエストで「モンキー・スクール」ってとこに行ったんだ。去年のサムイ同様、観客がオレらともうひと家族(多分アメリカ人)という、うら淋しい感じのショーだったけど、出演するサルが4頭も居たし、内容もレベルが高かった。しょっちゅう客に参加させるようなショーだったので十分面白かったよ。

写真は海外の観光地でよくある、勝手に写真撮って「買え」ってアレだけど、いい思い出になると思って買った。一枚200バーツ(500円ちょい)で、チャーハン4杯分だ(笑)他にも面白い写真を自分で色々撮ったので、そのうちアップします。


そんでプーケットタウンというローカルな街に行って以前行った「炒福建麺」がウマイ店に行ったりCD買ったりタイ式のマッサージをまた受けたりしてから帰ってきた。異国でバイクに乗るというのは本当に解放感に溢れていて大好きだし、今回はイイバイクだったので余計に楽しかった。今日の夕方バイクを返したんだけど、ちょっと寂しかったよ…




5日(月)

プーケットより・その5

もう「その5」かくそー。毎度の事だが旅行中の時の流れの速さは異常だね。仕事してる一週間はとても長いのに。何か解明されてない物理法則が働いてるんだな。

明日はもうバンコクに飛ぶので「今日はプーケット最後の日だ!」っつー事で何もせず過ごした(笑)最終日の9日なんか、あっという間に来るんだろうなぁくそー。

オレ、日本のフットサル中継は生だと思ってたんだけど、それはCSだけで、地上波は夜中に放送するんだね。昨日の試合を観た人も少ないんだろうなぁ。素晴らしい試合だったのになぁ。オレら夫婦ほどには日本国内は盛り上がってないのかなぁ。
近所のセブンイレブン。犬が熟睡していたよ(笑)→




6日(火)

バンコクより

昼過ぎにバンコクに着いた。流石こっちはワールドカップ開催地だけあって、そこらじゅう盛り上がってるぜ!と言いたいとこだがサッパリだぜ!(笑)思い返せば2002年、日韓ワールドカップ決勝地の横浜は、もう少し盛り上がってたと思うんだけど、これはやっぱりサッカーとフットサルの人気の差なんだろうな。


明日の観戦用に日本代表のユニフォームが欲しくて大きなデパート等色々探したんだけどドコにも売ってない。方々歩き回って疲れちまったぜくそー。

「国立競技場に行けば売ってるかも」と思って行ってみたらやっぱり無かったんだが、ここだけ局地的に盛り上がってて写真の様なヤツらが居ました。ロシアのテレビリポーターとサポーターだ。





今回初めて泊まったホテルは新しいし駅から徒歩1分だし、下の階は大きなショッピングモール、27階の部屋からの眺めは最高で、デッカイ冷蔵庫や洗濯機、電子レンジや流しも付いてて、ふたりで一泊12,000円弱なんだよ。ここ気に入ったわー。次もここにする。

さあ、明日は今回メインの観戦日だ!




7日(水)

バンコクより・その2

やっぱりユニフォームが欲しいので、今日知った「スポーツ店がいっぱい並んでいるエリア」ってあたりに行ってみたが、結局は無かった。そんでここに行ってよ〜く分かったが、バンコクでもフットサルなんか全く盛り上がってないぜ(笑)




2時にツアー待ち合わせ場所を出発し5時試合開始。なんとツアー会社がくれた「応援記念グッズ」の中にはユニフォームと日の丸セットが入っており、かなり脱力した。ユニフォーム探しに費やしたオレ達の青春を返せ。


今日は日本の後にタイが試合をするのでタイ人の客も多く、今回初めて熱気を感じたよ。オレの前に座った若いタイ人カップルの両頬には日本とタイの国旗がペインティングされており、タイ人の親日を嬉しく思った。ニッポンの応援歌を覚えたタイ応援団がタイ風の太鼓で歌ってくれたりもしていたよ。しかしカズの登場で日本人がどうしてこうも盛り上がるのか、彼らには分からんだろうなぁ。

登場していきなり持ちネタの「カズまたぎ」を披露し客は大いに沸いたが、プレー自体はちょっとアレでしたね。守備で敵の速さに付いて行けない場面があったし、チャンスでボールが足に付かないシーンもあり、そん時ゃオレ「コラ〜ッ!」とカズを叱ったよ。苦笑いしてた。日本広しといえども「キング」を叱れるのはワシぐらいのものじゃろうて、フォッフォッフォッ。





でも、ベンチ裏から見ててよく分かったけど、フォーザチームで彼、色々頑張ってたよ。人寄せパンダの自覚もあるんだもん、オレは大いに評価する。メディアの注目度がまるで違うもん、選手たちの気合も違ってくるだろう。彼の存在はデカイと思う。

試合は「4-2」で勝ち、うぉーうぉー叫んだ。面白かったなぁ!ホテルに帰って知ったけど、予選リーグも突破したそうだな。でもぶっちゃけ課題も多い気がしたよ。次のステージもこれでは軽くノサれると思う。まぁサッカーのWカップだって一勝もできないとこから始まったんだもんな。この大会もきっと将来に繋がってゆくのだろう。そんな大事な試合を観たのかもしれん。実に満足です。




8日(木)

バンコクより・その3

今日は「中華街でフカヒレでも食うか〜」という事で行ってきた。中華街には何度か行った事があるものの、フカヒレなんか食べた事が無かった。いくら日本に比べてバカ安いと言っても300バーツもするものを食べる気になれなかったんだ。日本円にすれば800円ぐらいなんだけど、こっちじゃチャーハン6杯食える。でも今回の旅ではそのくらいのものをバンバン食った(理由は特に無い)ので、フカヒレもいってみた。

頼んだのは一番安い300バーツのサイズだ。日本でこんなにフカヒレがドバドバ入ったスープを食った事が無いので、どのくらい安いのか分からない。オレは『何でもウマイウマイ言って食う主義』だし実際ウマかったんだけど、フカヒレってそんなにウマイか?希少なんだろうが、味で値段を付けるなら、日本で800円ぐらいが妥当じゃね?日本だったらこれ多分「万」って額なんじゃないかな。

「高いんだもん、ウマイはず」って、裸の王様みたいになってねぇか?まぁ味など主観だし、妻がしみじみ「おいしかったね」と言ってたので、あまり書かずにおきますが、オレは「こんなものかぁ」と思いました。この店は方々で絶賛されてるんだけど、他の料理もイマイチだったかなぁ。まぁいいや、めんどくさい←(今もうスゲー酔ってるので(笑))





そんで店を出て中華街の「怪しいデパート」を目指して歩いていたら急に雨が降りだし、どんどん強くなってきた。日本で言ったら「記録的な大雨」というスゴさだ。結局1時間近く雨宿りしたんじゃなかろうか。

ようやく止んだので歩き出すと、そこここで道路が冠水しており、サンダルじゃなかったオレは靴下を脱いでバシャバシャ歩いた。靴は当然グショグショだ。タイじゃこういう事しょっちゅうあるらしいけど、体験するのは初めてで、スゲー面白かったッス。



そんなこんなでホテル近くまで戻ってきてタイ式マッサージ2時間をやってきた。「もう明日は帰るのか」という日にマッサージを受けるのが毎回の恒例なのだ。また仕事が始まるのだ。「くそー」なのだ。




10日(土)

帰りました

昨日の朝食後はションボリした気だるい感じで荷物をまとめたり、ボンヤリとテレビを眺めたりしつつホテルの部屋で過ごした。『帰りたくないな〜』と思っていても、それを口にすると悲しいし、言ってもしょうがないので、互いにそんな事は言わない。

12時にホテルを出て空港に向かうと「資材の遅れ」とやらで飛行機の出発が1時間遅れだそうで、バーガーキングでモソモソとポテトをつまんだり、市内の相場の倍以上の金を払ってフットマッサージをやったりして時間をつぶした。(タイの航空会社なんかこんな事しょっちゅうありそうだけど、オレら何度も乗ってるタイ航空が遅れたのは今回が初めてだよ)結局ウチに着いたのは夜の12時近かった。





現地の読売新聞で知ったが、フットサルのメイン会場として建設が進められていたスタジアムが今月になってようやく完成したそうで「決勝リーグには間に合った!」と思いきや、なんと「避難路が確保されていないため」FIFAの開催許可が下りなかったという(笑)市民は「31億円がパー!タイの恥だ!」と怒っているそうだ。なんともタイらしいニュースで素敵だよな。1万2千人入るスタジアムが31億円でできちゃうってのもスゴイが、最新のスタジアムなのに写真のようなダサさなのがまたイイ。バンコクの街並みはどんどん洗練されてきて寂しいんだが、こういうものを見ると何かホッとした気持ちになる。茶化してるわけじゃなくてマジで(笑)





今回の旅のエピソードをいくつか

バンコクの空港から市内まで乗ったタクシーは運転席側の窓が開かないらしく、ドライバーのオッサン、高速道路の料金所でいちいちドア開けてんだ(ここまでは何度か経験アリ(笑))しばらくすると料金メーターをコツコツ叩いてんの。ヘッタクソな英語の説明によると、時間のカウントはするが距離が「0」のままなので、料金がほとんど上がらないんだよ。しばらく走ったのちオッサンはなんとメーターをリセットしてしまい、また35バーツ(100円弱)からリスタート。オレはゲラゲラ笑いながらも心の中で『めんどくせぇなぁ。いくら払おうかなぁ』と考えていた。1時間ほどかけてホテルに着いたが、メーターは70バーツちょいだ(笑)結局ホテルのドアマンに「あのメーターは壊れています。あなたはいくらだと思いますか、空港からここまで」と、相場を訊いたところ「350かな」というのでオッサンに400バーツ(1,000円ちょい)やった。どうだ、オレって紳士だろう!
 
タイ人のマナーは大したもんで、電車に乗る時、乗り口のところで2列になって待ち、降りる人を待ってから整然と乗り込むんだ。しかしひとりの黒人が列の前に割り込んで、降りる人をかき分け電車に乗ってしまった。南アフリカのユニフォームを着ていたのでオレ達は「土人←(何故か変換しません)はやっぱ駄目だなぁ」とか「アパルトヘイトもしょうがないわな」とか言って急にレイシストでありスマン。今は反省している。要はタイってのはマナー違反が目立つ国だと、そう言いたいんである。
 
タイ人にはガラスのドアをあっちから引っ張って「お先にどうぞ」なんて気配りがあるけど中国人だとそうはいかん。あるショッピングモールであっちから中国人父がドアを引っ張ると妻と娘がオレらなど無視してズンズン侵入してきたんだが、まぁいつもの事なので気にしなかった。しかしそのお父さんがにこやかに「どうぞ」とオレ達を招き入れるではないか!オレは「親切な中国人」なんてものがこの世に存在したのか!と衝撃を受けたが、今考えればあれは台湾人だったかもしれん(笑)
 
7日にも書いた通り、フットサル会場でオレ達の前に座ったかわいいアベックの両頬にはタイと日本の国旗がペインティングされてたし、タイチームの応援団はこちらの応援歌を覚えて一緒に歌ってくれたりしたんだよ。(でも試合後のリビア退場時には「リビア!リビア!」コールをしていたよ。タイ人はスポーツ精神ってものが分かってんなぁ)そんで試合後スタジアムの外で写真撮ってたら、タイ人父さんが10歳ぐらいの息子の手を引っ張ってきて「ジャパンチームファン!プリーズフォト」みたいな事を言いながら、日の丸を前面にしたオレ達と息子との写真を撮ったんだ。オレは本当にタイ人の親日に心が温かくなってイイ気持ちで彼らと別れたんだけど、後になって「オレのカメラでも撮っておくべきだった〜」と、泣きたいほど後悔した。
 

えーと、そんな旅でした(笑)
さあ、これから年賀頑張ってまたタイに行くぞー!




11日(日)

光になった

先月パソコンを買った時のアレで、光回線の工事をアレしたわけ。10年前にADSLにした時にはモデムや無線LANの設定でずいぶん悩んだ覚えがあるんだが、今回はモデム設定用のCDが付いてて本当に簡単にできた。無線はそのままだし、簡単すぎて拍子抜けしたよ。

にもかかわらず速さが100倍ぐらいになりウケた。しかし普段オレがネットを使う用途に対しては「無駄に速い」と言ってよかろう。まぁ安定性が増した点は良かったかな。




12日(月)

太陽の塔

オレは大阪万博が好きなので、そのシンボルである「太陽の塔」も当然好きで、ウチの玄関にはフィギュアが3体も置かれているし、ピッチの待ち受け画面やパソコンのデスクトップも「太陽の塔」です。

そんで数年前にオレが「首相になればいいのになぁ」なんてココにも書いた石原都知事が、いよいよ国政に打って出るという事で、立ち上げた新党の名が「太陽の党」だというではないか!(笑)主要な政策もオレの考えに一番近いし、『コレは支持するしかあるまい!』と思う反面、『もう10年早かったら…』とも思ってしまうのだ。石原サン自身はカシラなんだからまあヨシとしても、その取り巻きが揃いも揃ってジジイすぎるだろ。障子を突き破る勢いがあのジイさん達にあるのか甚だ疑問だ。政治家としての力量という点でも、なーんか取り巻き連中に胡散臭さを感じてしまう。でも次の選挙がちょっと面白くなってきましたなぁ。




14日(水)

オーカ君と飲んだ

近隣の局をまわる仕事をしているサンパンズ一番の色男、オーカ君が今ウチの局に来ているので一緒に飲みに行った。彼が「全然金が無いから」と言うので局近くの酒屋で立ち飲み。ここは「各自まず1,000円札を出しておいて、何か注文すると店主がそこから金を取っていく。金が無くなったらまた追加する」というシステムで、あとから来た局の若いヤツらも、来ると1,000円出すわけね。で、その金でビール頼むとみんなに注ぐわけ。金が無くなるとみんな何となくまた金を追加してゆくんだけど、オーカ君は最初の1,000円以降は何も出してないんだ(笑)なるほど、こうして安く酔っ払えるわけね〜。オレが貧乏だった頃にこんな互助会的な店が近くにあれば良かったのになぁ。





後から来た若いヤツらは初めて飲むヤツばかりだったので話題が新鮮で大変面白かった。中でも某君は何とタイ人と結婚したのだという。籍を入れたのは1年半前なのに奥さんはまだチェンマイに居るというので「なんで呼び寄せないの?」と訊くと、ものすごく審査が厳しいそうで、おびただしい数の書類を提出するんだそうだ。不正な偽装結婚がそれだけ多いって事なんだな。

「偽装じゃないよ、こんなにラブラブだよ、って抱き合った写真でも提出してやれ」と茶化すと、本当にそういう写真の提出も求められたそうでビックリした(笑)「前からラブラブで、一緒に色んなところに行ってます」って事が分かる写真だって。国際結婚も大変だ。

まぁ、その他にも色々「へー」と思う話題があって大変愉快な酒でした。貧乏でも酒がこんなに飲める日本は素晴らしい。
オーカ君は「金が無い」とか「将来が不安だ」とか言ってる割に、ふたり目の子作りに励んでいるそうで割とのんきだ。
まぁ、それでイイのだ。何とかナルのだ。どんどん励めチクショー!←(急にやっかみ(笑))




20日(火)

ご馳走を食べに & ナルのライブ観に

昔ウチでバイトしてたイマムラ君は局を辞めてから料理人を目指し、ある高級料理店に就職したのだ。(あまりの激務に結局は辞めてしまったんだがな)その彼がわざわざメールで「今その店でお得なランチやってますよ」だそうで夫婦で行って来た。サンダル履きやトレーニングウェアはご遠慮願ってる店だそうなので、オレもジャケットを羽織り、普段殆どスッピンの妻も化粧をして行った(笑)

ローストビーフがウリの店だが刺身から始まりちょっと意外。ローストビーフはもちろん、ただのパンやシンプルな温野菜やらデザートまでみ〜んなおいしく、これで3,000円なら確かに安い。行き慣れない感じの店だったけど贅沢な気分を味わえてとっても良かったッス。イマムラ君サンキュー!
メインのローストビーフ





そんで夜はナルの所属するバンドのライブがあるというので母とアカネも含めて一家で観に行ったわけ。本来ロックバンドなのにジャズの店でやる事になったそうで色々制約があったんだそうだ。発表の場なんかいくらでもありそうなもんだが、何故わざわざそんなとこでやるんだろうなぁ。まぁ、そういったハンデは分かりつつもなお思ったんだが、とても金を取るようなレベルではないよ。結構ガッカリした。ただの素人バンドだ。

ナルはミュージシャン志望なんだけど、少なくともこのバンドではそういう事には程遠いと言わざるを得ない感じ。辛辣だが正直な感想だ。←(コレは愛だ)




21日(水)

「3DS-LL」を買った

ゲームに疎い人に説明すると、ニンテンドー「DS」とは「デュアル・スクリーン」の略、「3DS」は「3D(立体視)のDS」、「3DS-LL」とは「LLサイズの3DS」です。なんだかサッパリ分からん人も居ると思うが頑張って付いて来い。

なにしろ老眼が段々やって来るオレだ。最近始めた「どうぶつの森」も「絵心教室」も、画面がデカイ方が絶対楽なんだ。っつー事で買ったんだけど「3DS」から「3DS-LL」へのデータの移動は多分簡単。オレは仕事中アカネに頼んだので具体的な説明はできないがな(笑)なんかWi-Fiへの接続必須みたいだったけど、そういう環境に無い人はどうすればいいのか知らん。自分で調べるか娘に頼むかしろ!(笑)アカネのお蔭で仕事から帰ると既にプレイできる状態になっており、色々プレイしては何度も『デ、デカイ』と思ったし『もう3DSには戻れんなぁ』と思ったよ。オレ同様「DS」や「3DS」は小さくてちょっとキツイかも、という方には絶対のお勧め。
バッテリーの持ちはなんとLLの方が良いのだ




24日(土)

イマムラ君と飲んだ

年賀状を買ってくれたイマムラ君と、その引き渡しを口実に昨日飲んだ。毎年恒例の事だが「いよいよ年賀だなぁ」という雰囲気になるなぁ。イヤだなぁ。 彼と飲むといつもアホみたいに飲んでしまい金がかかってしょうがないので、1件目は飲み放題の店をリクエストし、安心してアホみたいに飲んだ。



どうもこの頃彼はヘコんでいるようで、そういうヘコんだ話題もあったが、基本大変楽しく飲めた。2件目がイギリスのパブっぽい素敵な店で、大変おいしくビールをいただいていると、イマムラ君がさっき話してたばかりの「実はボク…」という話を3回も繰り返したりするので「コイツ相当酔ってるぞ」とビックリし「帰ろう」と促すのだが、また神の話をしたがったりするんだ(笑)きっと酔っぱらって楽しいんだろうな。ようやく帰る時には「シライシさん!コレ忘れてますよ!」と、隣の人の上着を持って来ようとしたりしていよいよ危ない。無事帰ったんだろうか。おもしろかったなー。


「まったくアイツは顔に出ないからなぁ…」なんて思いつつ電車に乗ったら寝ちゃって、起きたら最寄駅を通り越していた。あんま人の事言えねぇ。

寒〜い駅でブルブル震えながら「どうぶつの森」をやって横浜行きを待っていたオレは、もうすぐ50だ。
これでイイのか?(笑)
←「オレの村」のオレ




25日(日)

ナルのライブ観た

ナルの所属するジャズバンド「横浜J&Bオーケストラ」のライブを観てきた。毎年「まぁ素人バンドだもん、しょうがないよね〜」と思いながら観てたんだが、今年はしょっぱなから「バンドとしての音の厚さ」を感じ結構ビックリした。何が変わったのか具体的には知らんが、ソロパートも去年までに比べてすいぶんショボさが解消されており感心した。ナル程度のワカゾーからジイさんまで広い年齢層が所属するバンドで、また「ニッポンは豊かだなぁ」と思ったよ。こんな素晴らしいバンドに属しているナルが羨ましいと思ったし、父としても誇らしいと思った。




28日(水)

世界の料理ショー

世代限定、しかもローカルなネタでスマン。料理好きな若者、イマムラ君と飲む時にも度々話題に上ったのが、オレが小学校〜中学の頃に東京12チャンネルで放送されていたカナダの料理番組「世界の料理ショー」だ。イマムラ君は当然当時の事は知らない。司会のグラハム・カーの軽妙なトークと、全く味の想像できない外国の料理が面白かった。あの頃「外国」は遠かったなぁ。「タイムが無ければローズマリーでもいいのよ」と言われても、そんなもんスーパーじゃ売ってなかったし、プロセスチーズしか知らないオレに「モッツァレラチーズ」なんて言われても何が何だか。「ワインビネガー」も謎だったなぁ。





そんな番組が何と今、毎朝再放送されているのだ。→「番組公式HP」 それを毎回録画して観てるんだけど、メニューが「ウサギとガチョウのパテ」とか「キジの丸焼きカンパーランド・ソース」とか「ラムもも肉キドニー詰め」とかで、ほとんど参考にならない点は今も昔も変わらなかったりする(笑)軽妙なトークも「奴さん驚いたのなんの」とか「ナウい」なんて死語も飛び出し、別の意味で面白い。

そしてゴージャスなはずの料理なのに、出来上がりが汚いのには驚かされる。外国に料理のデザインの重要性を広めたのは日本の「料理の鉄人」とアメリカの「アイアン・シェフ・アメリカ」じゃないかと睨んでいるんだが的外れですか、そうですか。




30日(金)

酒を買いまくった

配達先の小さな小さなスーパーが今月いっぱいで閉店という事で、最終日の今日は全ての品が5割引だったんである。オレがこの局に来て以来10年以上も世話になった夫婦がやってる店で、毎年正月に飲むのはここで売ってる樽酒「司牡丹」の量り売りと決まっていた。50年頑張ったそうで残念だが「もう隠居したい」ってんだもん、しょうがないわな。

挨拶ついでに、っつーか実は酒を目当てに行ってみると、ビール以外はまだ残っており、定価4,000円のウイスキーを筆頭にワインや日本酒等、約16,000円分を半額でゲット。こんなにアホみたいに酒買ったのは初めてだ。何か月持つかなぁ。





沢山買った中に「宇宙のパワーで夢を叶える純米酒」という酒がある。「ヒーリングパワー」とか「波動」なんて頭の悪そうな理屈が書かれてるのと雰囲気が同じ、実に胡散臭いデザインだ。そもそもコレは「司牡丹」なもんで好きな酒なんだが、なんでも「宇宙に持って行った酵母や米を使った」という、とてつもなくバカバカしい酒なのだ(笑)こんな酒を苦労して3年も頑張って作ったメーカーもバカだし、こんな酒をいくつも入荷しちゃった店主もバカだ。何本も売れ残ってたぜ(笑)まぁ言うまでもなく、買ってるオレもバカだがな。

いわく「叶えたい夢を思い描きながらこの酒を味わえば、きっと宇宙のパワーが味方して、あなたの夢も叶えてくれるのではないでしょうか」だそうだ。そうか。今飲んでるんだが、やっぱりバカバカしいな。そしてこうも書いてあるぞ。「この酒を味わえば、無重力の「宇宙酔い」が楽しめるかもしれません」…そうか、今感じているコレこそが宇宙酔いなのか。シャワーも浴びれないしウンコするのも大変だからヤダなぁ、と思っていたが、なかなか宇宙もイイじゃねぇか。ウマイし。


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