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気まぐれ西国一人旅 （０２．６．１～５/ＳＵＺＵＫＩジェベル２５０）
四国は諦めた 「いよいよ四国に行き全国制覇！」と張り切り岐阜で行われるパティオのオフ会と絡めて計画を進めたのだが、なんと十分な休みが取れなかった。給料安くても休みがきちんと取れるのが郵便屋の良いところだったのに。日程的にツライので四国はきっぱり諦めて、岐阜を起点にフラフラ走ってみよう。 １日目「岐阜金華山ロープウェイ乗り場で１４時半にオフ会の集合」というケツカッチンなもんで、頑張って朝６時前に出発。前の日になかなか寝れず頭がボケボケのまま東名に乗った。昼メシは名古屋あたりできしめんを食おうと思っていたのだが、まだまだ静岡まっただなかの「小笠」というサービスエリアで我慢できずに食ったきしめんが思いがけずうまかった。 途中高速を降りて昔住んでた知立に寄り道したり、意識的に休憩時間を増やしたり、けっこうのんびり行った。それでも知らない間に高速は岐阜まで延びていて、１時半にはホテルに到着。荷物を置いてバスで金華山に向かう。 久しぶりにお会いするパティオの方々と岐阜城、昆虫館を見学。天気も良く、岐阜城からの眺めもサイコーだ。 |
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| 夕方からはメインの鵜飼いだ。船に乗る前に鵜匠の解説がある。鵜飼１３００年の歴史や鵜のしつけ方等ユーモアたっぷりに解説するお父さんの話にオレは感銘を受けたよ。いや、マジで。「私たちの仕事は『なにも変えないこと』なんです。皆さんどんどん進んで行くでしょ？『変えない』ってのは大変なんだから」だそうだ。 |
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贅沢な宴である 船に乗ると豪華な弁当とたっぷりのビールが用意されており贅沢な気分で宴が続く。昼が暑かっただけに夕涼みといった風情。ずいぶん川上で接岸して、前を通り過ぎる踊り子の乗る船や鵜飼いの船を見物する趣向だ。鵜飼いのお父さんもオレらの乗る船を竹竿で漕ぐお父さんも年輩の方で、かなり体力を使いそうだ。途中、船で花火を売りに来たりしてタイの様な雰囲気もあった。暗くなった川面に水の音と鵜の鳴き声だけが響き、かがり火が幻想的。でも実は鵜匠も船を漕ぐおじさんも花火売りも踊るおねえさんも鵜も、み～んな頑張っており、オレは素直に感動したよ。一生懸命な人を見るのは心地良い。ちょいと酔っぱらったオレが言うのは筋違いかもしれんがな。 |
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